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ついつい通ってしまう…立ち食いそば「魔性の秘密100」 vol.04

[週刊大衆03月03日号]

立ち食いそばが美味しいのは、何も東京だけはない。
そもそも近代立ち食いそばのルーツは駅そば。
明治30年代に長野・軽井沢駅で生まれたと言われている。
電車が停車している間、乗り換えのときに素早く食べられるようにというのが理由だった。
いまや、全国さまざまな土地に立ち食いそば店があり、そこでしか食べられない、ご当地そばを出している店も多い。

まず北海道最北端といわれる稚内の「ふじ田」は、おぼろ昆布がたっぷり乗った「利尻昆布そば」が名物。
そして、そこから南下すると、青森の弘前で冷たいそばにじゅんさいが乗った「じゅんさいそば」が人気のメニュー。

南下して富山へ行くと、富山湾名物の白海老を使った 「白海老かき揚げそば」が。
海老繋がりでいえば、静岡の三島では、「桜海老のかき揚げそば」が食べられる。
旬の時期である春と秋がオススメ。
ぜいたくな食材では、海の恵みを味わえる広島の「牡蠣そば」や、山口の下関ではふぐの天ぷらを乗せた「ふく天そば」。

海の幸以外でも、山梨の小淵沢で、甘辛く煮た馬肉を乗せた「桜肉そば」なんてメニューも。
北に戻って仙台へ行けば、名物の牛たんを使った「牛たんコロッケそば」など、日本全国よりどりみどり。
「そばは、麺とツユというシンプルな構成のため、73いろいろな具材と合わせやすい。ご当地そば以外にも、さまざまな具材を乗せた変わりダネメニューが多いので、発掘しがいがあります」(本橋氏)

そもそも人気メニューであるコロッケそばからして変わりダネなのだが、本橋氏によると、ほかにも「チーズそば」やトマトを使った「トマティーナそば」、さらに、そばツユでラーメンの麺を使う「ラそば」なるメニューがあるというから面白い(前出・日本橋「よもだそば」にて提供。トマティーナそばは終了している)。
なんとも珍妙な具材だが、どれも美味しいというから立ち食いそばの多様性に驚かされる。

それでは最後に、美味しい店を見分けるコツを、本橋氏に聞いてみよう。
「まず繁盛しているお店。チェーンでも店によって微妙に味が違いますが、お客さんが多いところは、間違いありません。あとは古いお店です。美味しくなければ、長く続けられませんから」(本橋氏)
以上、ランキングとコラムに掲載した内容を合わせれば魔性の秘密は100個以上。
だが、まだまだいろんなそばがあるから楽しい。
さっそく、食べに行ってみましょうか!

02月28日公開のvol.05に続く・・・。

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