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大相撲消滅カウントダウン…貴乃花親方の改革を阻む大逆風!! vol.1

[週刊大衆1月28日号]

今月13日、大相撲初場所(東京・両国国技館)の初日を迎える。
「すでに日曜日(初日・中日・千秋楽の3日間)ぶんの前売りチケットは、ほぼ完売状態。国技館で販売している初場所の番付表も売り切れました」(日本相撲協会関係者)

ここ数年スキャンダルが続いた角界にとって、久しぶりに縁起のいい年明け。角界関係者も、さぞかし喜んでいると思いきや……。
「いやいや、内情はまるで逆だよ。問題が山積みで、今年、下手をすれば、大相撲そのものが消滅してしまう可能性すらあるんだから」(協会の事情に詳しいタニマチ筋)

いまだに続く国技・大相撲の危機。そんななか、やはり注目を集めているのが元横綱・貴乃花親方だ。40歳という節目の年を迎え、昨年暮れ、初めて自伝『生きざま』(ポプラ社刊)を出版。その著著の中では、〈「不惑」などという言葉が悪い冗談に思えるほど、もがき、あがき、闘い続ける日々を送っている〉と記すなど、苦しい胸の内を明かしている。
「まさに自伝で訴えているとおり、貴の人生は闘いの連続。現役時代はもとより、協会の理事に就任してからも闘い続けています。いまも貴は、母や兄の問題と相撲協会の危機という難題を抱え、まさに"内憂外患"状態。そんな状況にあるからこそ、自伝で自分を振り返る必要を感じたんだと思いますよ」(ベテラン相撲担当記者)

昨年8月、母・藤田紀子さんと、お笑いコンビ・ピースの綾部祐二の間に持ち上がった熱愛報道が"内憂"の始まりだった。
「昨年の3月、貴乃花親方は大阪場所担当部長として吉本新喜劇の舞台に上がり、PRをしました。だから当然、母のお相手が吉本の芸人なのはとんだ迷惑。自伝の出版会見でも、"吉本興業さんにはお世話になっているので、あまり賑わさないほうがいいですね"と、紀子さんサイドに釘をさしているんです」(別の相撲担当記者)

ところが、そんな貴乃花親方の気持ちを知ってか知らずか、紀子さんはこの恋愛に"どっぷり"の様子。
「紀子さんは熱愛発覚後、愛車のベンツから、わざわざ徒歩に切り替え、東京・恵比寿駅前のエステへ週3のペースで通っている。エステでは3時間たっぷり、ヨガや美肌シェイプで女磨きに余念がありません。あれは、"熟女の純愛"ですよ」(芸能記者)

しかも紀子さんは、昨年あるテレビ番組で"お兄ちゃん"の花田虎上氏と共演を果たした。番組の中でウソ発見機にかけられた紀子さんだが、花田氏から「いま恋をしてる?」と聞かれ、「ノー」と答えるなど、余裕シャクシャク。熱愛問題をキッカケに、露出を増やしているのだ。一方、父・貴ノ花の教えを信奉する貴乃花親方は、部屋を作って苦節8年。貴ノ岩という関取も生まれるなど、まさに奮闘中だ。
「貴にすれば、相撲道が一生の仕事で、それは父から受け継いだものという自覚があるわけです。だから、2人のおふざけは気に入らないでしょう。逆に母や若(花田氏)にしたら、あくまでタレント活動の一環。貴のことは相手にしていないと思います」(芸能リポーター・川内天子氏)

身内との"内憂"に加え、さらに深刻なのが相撲協会における"外患"だ。

相撲協会の新公益財団法人認定の申請期限が刻々と迫るなか、昨年末の評議員会では年寄名跡(親方株)の改革案について結論が出ず、いまだ解決の糸口さえ見えない状況にあるのだ。
「申請期限は今年11月末。去年の6月に申請する予定がここまで紛糾し、最悪、期限までに間に合わない恐れもある。そうなったら相撲協会は公益法人でなくなり、事実上、大相撲は消滅してしまうんだ」(前出・タニマチ筋)

08年12月に施行された新公益法人制度。従来からある公益法人は、13年11月までに移行申請する必要があり、それをしなければ解散することになるのだ。

これまでの文科省に代わり公益法人を管轄することになる内閣府は、相撲協会を公益財団法人として認可する条件として、親方株の改革を必須としている。これまで親方株は億単位の高額で売買され、それが問題視されてきた。
「現在の案は個人間の売買を禁じ、一度協会が親方株を買い取り、協会が認めた者に譲渡するというもの。その際に問題となるのが親方株の買い取り金額です。5000万円という案が有力ですが、たとえば、2億円で親方株を買った親方にしたら、"俺たちは借金してまで買ったのに不公平だ!"となります」(前出・協会関係者)

一方、親方株を借りている親方衆からすれば、すでに多額のカネを賃料として払っているので、もっと安くしてもらわなければ割が合わない。さまざまな利害が衝突し、意見が一致しないのだ。
「親方株改革について、親方連中は一様に口を閉ざしているのが現状。誰それが改革に消極的だと洩らすと、即座に彼らが世間から守旧派のレッテルを貼られてしまうからです」(前出・ベテラン相撲記者)

この期に及んでも、依然として身内を庇う体質は現存しているのだ。
「この遅々として進まない親方株改革を、忸怩たる思いで見ているのが貴乃花親方です。親方は昨年、大阪場所担当部長として"15日間大入り満員"を目指し、通例では考えられないような大PR活動を敢行しました」(改革派の部屋関係者)

貴乃花親方は、PRのため、前述した吉本新喜劇の舞台出演のほか、橋下徹大阪市長を表敬訪問するなど、精力的に動き回った。吉本興業に所属する伝統河内音頭継承者の河内家菊水丸さんは、そんな姿勢に感銘を受けたという。
「大阪場所では僕も一緒にビラを配ったし、吉本から懸賞金を出すという私のアイデアに、貴乃花さんは共感してくれました。また、場所に駆けつけたファン全員とツーショット写真を撮るまでしてくれた。こんなサービスをしてくれた理事が、過去にいましたか?」

1月22日公開のvol.2に続く・・・。

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