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島倉千代子「いろいろ過ぎた波乱人生」

[週刊大衆12月02日号]

「紅白歌合戦に35回出場し、いわば歌謡界の無形文化財です。不世出の大歌手・美空ひばりとは同い年で親友でした」(音楽関係者)

今月8日に肝臓がんで亡くなった島倉千代子(享年75)を悼む声は、いまも止むことはない。

意外にも品川区出身の東京っ子で、16歳でデビューした歌姫。
「デビュー曲『この世の花』が200万枚売れ、その後の3年間で93曲という驚異的なペースで新曲を発表。そして19歳のとき『東京だョおっ母さん』も150万枚の大ヒット。20歳で家を建てたそうですが、その後の人生は波乱万丈でした」(前同)

観客席から投げられたテープが目に当たって失明寸前になったのが23歳。
治療した眼科医とのちに交際したが、彼の手形の裏書きなどで膨らんだ借金は、なんと16億円にまで達した。

そこに助け舟を出したのが占い師の細木数子だったが……。
「借金を肩代わりしたものの、島倉はその後のすべての芸能活動を拘束され、馬車馬のように働いた。後年には関係を切っています」(スポーツ紙記者)

そして88年、すべての思いが込められた『人生いろいろ』で、カムバックを果たした。

芸能リポーターの川内天子さんが言う。
「取材で懇意にしていただいた頃"内緒よ"と、ステージ用の着物を一着もらいました。あの甘い笑顔で、"秘密ね"って……。93年に乳がんのお見舞いに行ったときには、"傷口見る?"って。"まだ痛くてマイク持てないのよ"と、リハビリをしていました」

生涯の持ち歌は、なんと2000曲。
その声はいつまでも残ることだろう。

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