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メジャーリーグ 旬 NEWS from USA 26th 松井秀はなぜ伝説になった? vol.2

[週刊大衆10月29日号]

09年、松井はフィリーズとのワールドシリーズ第6戦で4打数3安打、1本塁打、そしてシリーズタイ記録となる6打点。

地元紙が「ニューヨークのベースボール史に残るパフォーマンス」と評し、チームメートすら呆気に取られる猛打で、ヤ軍を27度目の世界一に導いた。

通算13打数8安打で打率・615は史上3位(10打席以上)。3本塁打、8打点はチーム最多で、当然のように松井はMVPを獲得した。
「最高ですね。この日のために1年間も頑張ってきたわけですから。何年もここにいましたけど、初めて、ここ(世界一)まで来られて最高です」

松井はそういって、渡米7年目にして、ついに世界の頂点に立った喜びを爆発させた。

松井が「語り継がれる男」になったのは、成績だけではなく、サイヤング賞を3度獲得し、殿堂入り確実な名投手、ペドロ・マルチネスから、シリーズを通して4打数4安打、2本塁打、1四球と完璧に打ち込んだことが大きい。

マルチネスはレッドソックス時代(98~04年)、メッツ時代(05~08年)に、ヤ軍の宿敵として立ちはだかって来た男。その憎きライバルを松井が倒したことで、ニューヨークっ子の溜飲が下がったのだ。

裏にこうしたストーリーがあるかないかで、語り継がれる度合いも変わってくるのが、ワールドシリーズの面白いところだ。

54年のワールドシリーズでは、ジャイアンツのウィリー・メイズが、インディアンスとの第1戦で背走して振り向きもせず捕球した伝説の「ザ・キャッチ」を見せ、4連勝に導いた。
77年には、ヤンキースのレジー・ジャクソンが、ドジャースとの第6戦で3打席連続本塁打、しかも、すべて初球打ちという離れ業を演じてMVPに輝き、「ミスター・オクトーバー(10月)」の称号を得た。

数々の名シーンを生んだワールドシリーズ。今年は、どんなシーンを見ることができるのだろうか。

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