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メジャーリーグ 旬 NEWS from USA 27th マイナー契約の最低年俸は? vol.1

[週刊大衆11月12日号]

タイガースとジャイアンツで争われることになったワールドシリーズ。
最後の大舞台に注目が集まるのは当然だが、一方でファンの注目が、ある日本人選手に集まっている。"みちのくのダルビッシュ"こと、岩手・花巻東高の大谷翔平投手(18)が、米大リーグへの挑戦を表明したのだ。ドラフト候補の高校生が、指名前に進路を米球界と宣言したのは史上初のことだった。

今年のドラフトの超目玉だった160キロ右腕には、ドジャース、レッドソックス、レンジャーズが強い興味を示していた。

特にドジャースは大谷を1年時から密着マークし、マイナー契約であっても、専属通訳を2年間つけるなどの野球以外のサポートの充実度を強調、必死にアピールした。おかげで、大谷獲得の優位に立ったともいわれている。

大谷の意思表明にもかかわらず、日本ハムがドラフト1位で指名したが、今後は、8球団にも上るといわれるメジャー各球団との交渉に入り、契約に合意すれば、来年3月のマイナーキャンプからチームに合流することになる。

毎年6月上旬に行なわれる大リーグのドラフトは、アメリカ合衆国、合衆国領プエルトリコ、カナダの高校、大学及び独立リーグ(外国籍を含む)が対象。日本人はドラフト対象外のため、アマチュアを含め、フリーエージェント扱いで自由獲得となっている。

大リーグでは昨年11月、新労使協定により、海外の選手獲得に関する契約金総額(期間は1年)の上限が初めて設定された。

その総額は290万ドル(約2億3000万円。以下=すべて日本円で表記)で、もし1年間に5選手を獲得するならば、契約金は1人平均約4600万円。また、マイナー契約の場合、最低年俸は約530万円。大谷クラスなら日本の契約金は上限の1億円は確実で、年俸面でも日本を選択したほうがはるかに好条件となる。

しかし、大谷はあえて厳しい道を選んだ。
「自分の意見と両親や周りの意見で食い違うところがあって、迷った。でも、自分の意思を素直にいえてホッとしているし、嬉しい。プロ野球、メジャーリーグの人たちを見て自分は野球をやりたいと思った。次は自分を見てそう思ってもらえるような選手になりたい」

どのチームを選ぼうが、アメリカ人は、挑戦者、パイオニア精神の持ち主を歓迎する。また、特に投手は20歳前後に急成長する選手が多く、大谷は非常に楽しみな存在だ。

今オフには、大谷以外にも、日本プロ野球界から阪神の藤川球児(32)、西武の中島裕之(30)、日本ハムの田中賢介(31)らが海を渡ろうとしている。

メジャーでプレーした後、再び日本のプロ野球でプレーする、というスタイルが確立し、日米の垣根が低くなったいま、彼らの活躍の場が急速に広がっているのは確かだ。

11月11日公開のvol.2に続く・・・。

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