日刊大衆TOP 芸能

特別企画日本プロ野球「怪物ドラ1」9人の軌跡 vol.7 野茂英雄

[週刊大衆11月12日号]

野茂英雄

68年8月31日大阪府生まれ、89年、史上最多の8球団から指名され近鉄入り。日本人メジャーリーガーの草分けに。

89年ドラフトの主役は、野茂英雄という一人の投手だった。阪神、ロッテ、ヤクルト、大洋、ダイエー、日本ハム、オリックス、近鉄の8球団が、「何をおいても欲しい」と競合を承知で敢然と指名したのだ。

野茂自身が「どこに指名されても入団する」と明言していたこともあったが、これだけの球団が集中するのは、やはり「事件」。

くじを引き当てたのが近鉄バファローズだったが、野茂は、入団に際してひとつだけ注文をつけた。
「フォームを矯正しないでほしい」

野茂は、トルネードと呼ばれる変則フォームで勝ち星を重ねてきた。自分に最も適した投げ方だと信じるこのフォームを、誰にもいじられたくなかったのだ。

そうした意味で、比較的自由な気風の近鉄という球団、そしてときの指揮官が選手の自主性を重んじる仰木彬監督だったことは、野茂にとって幸福だった。

フォームをいじられなかった野茂は、信じられない活躍を見せる。

初年度から18勝を挙げ、最多勝利・最優秀防御率・最多奪三振・最高勝率と投手四冠を独占、ベストナイン・新人王・沢村賞・MVPまで獲得した。

その後もパを代表する投手として活躍したが、95年にメジャー入り。

ロサンゼルス・ドジャースに移籍。アメリカでも実に12年にわたって活躍し、123勝を重ねた。

現在の日本人メジャーリーガーの活躍はすべて、野茂が始まりだった。

11月10日公開のvol.8に続く・・・。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.