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特別企画日本プロ野球「怪物ドラ1」9人の軌跡 vol.6 清原和博

[週刊大衆11月12日号]

清原和博

67年8月18日大阪府生まれ、PL学園の四番打者として甲子園で活躍し、西武、巨人、オリックスを渡り歩く。

「読売巨人軍……桑田真澄、投手、PL学園」

その名前が読み上げられたとき、ドラフト会場は騒然となった。

「清原じゃないのか? 桑田は早大進学で決まりだったろ?」と驚く各球団スカウト、スポーツ新聞、評論家。巨人軍関係者以外のすべての人間があっけにとられていた。

しかし、一番驚いていたのは、巨人軍の1位指名を信じて疑わなかった清原本人であった。結局、清原は憧れの巨人軍に裏切られる形で、西武ライオンズに入団。1年目の86年からレギュラーに定着し、高卒ルーキーの新人最多記録に並ぶ31本塁打をマークした。

清原の巨人への「熱い思い」を強く印象づけたのは、87年の日本シリーズ第6戦。西武がシリーズ制覇に王手をかけ、ついに「巨人超え」が果たされる直前、一塁の守備についていた清原は、人目もはばからず泣き始めたのだ。

そして迎えたゲームセットの瞬間、清原の巨人への思いは「昇華」された――と誰もが疑わなかった。

しかし、清原には、まだまだ巨人への憧れがくすぶっていた。FA権を取得した97年、長嶋監督の誘いを受け、巨人入り。因縁の桑田と同じユニフォームに袖を通すことに。

いま思えば、巨人入団こそが清原の「茨の道」の始まりだったかもしれない。度重なるケガに悩まされ、最後は巨人を去り、オリックスで選手人生を終えた。

しかし、怪物・清原の強烈な輝きは、いまだに人々を魅了している。

11月09日公開のvol.7に続く・・・。

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