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メジャーリーグ 旬 NEWS from USA 最終回 イチローの名シーンは? vol.2

[週刊大衆11月19日号]

同じく男を上げたのが、黒田博樹(37)。33試合、219回2/3を投げ、自己最多の16勝(11敗)をマークし、防御率3・32。プレーオフでもエースとしての働きをした。

その地位を決定づけたのが、8月15日のレンジャーズ戦だった。7回に遊撃内野安打を許すまでノーヒットを続ける好投で、結局、2安打散発の胸のすくような完封劇。その時点での11勝目は、メジャー通算52勝目で、日本人投手では単独2位となった。その勝利に価値があったのは、絶対的なエースだったサバシアとペティットの両左腕が故障していたときだったことと、リーグ制覇への最大のライバルだったレ軍をひねったこと。

この勝利を地元NYメディアも大絶賛し、「黒田はプレーオフでもローテーションの柱になる」とブチ上げた。辛口で鳴らす地元メディアにこれほど賞賛された日本人プレーヤーは、WシリーズMVPを獲得した年の松井秀以外にいない。来年の契約に関して、ヤ軍が好条件でオファーするのは間違いないが、他球団も黙っていないだろう。黒田は38歳にして嬉しい悲鳴を上げることになる。

もう一人はブルワーズ・青木宣親(30)。開幕当初は控えの外野手という立場だったが、代打で結果を残し、5月下旬からリードオフマンとしてレギュラーに定着した。メジャーの荒波のなか、自ら定位置を勝ち取った経験は大きい。来季につながるという意味で、レギュラーシーズンの最後の2試合が大きかった。10月3日のパドレス戦で30盗塁目をマーク。日本人選手のメジャー1年目での30盗塁は、01年のマリナーズ時代のイチロー以来、史上2人目。

そして、10月4日のシーズン最終戦で、150安打を達成。「キリのいい数字で終わりたかった」という青木は、次の区切りであるシーズン200安打達成に手応えをつかんだ。

2013年、彼らがどんな活躍を見せるのか、また、新たなサムライ選手は生まれるのか……。興味は尽きない。

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