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プロ野球12球団「仁義なき補強合戦」熾烈ウラ側 vol.1

2012年プロ野球は、巨人の3年ぶりの日本シリーズ制覇で幕を閉じた。
「シーズン前、巨人は杉内、村田、ホールトン獲得という超大型補強を敢行しました。彼ら自身の活躍もさることながら、新しい力が加わったことが、内海、阿部ら生え抜き選手にも大きな刺激を与えたんです」(スポーツ紙デスク)

つまり、補強の成功が日本一奪還に繋がった、というわけだ。

ことほどさように重要なオフの補強。12球団は現在、戦力を整えるため、水面下で激しい争いを繰り広げているのだ。その"補強合戦"の主役が、今季46勝85敗、首位巨人から41ゲーム離されてダントツの最下位となったDeNAだ。
「チームは投打全体にわたる補強が必要でしょう。昨年オフは球界参入が遅れたため、思うようなチーム作りができませんでしたが、今年は勝負に出る。春田オーナーは"最低でもCSに出ろ!"と大号令をかけており、目ぼしい選手には片っ端から声をかけているようです」(専門誌記者)

手始めに、ソフトバンクとの3対3トレードで多村仁志を呼び戻したが、先発投手が不足しているため、喉から手が出るほど欲しいのが地元・横浜高校出身の松坂大輔(32=前レッドソックス)だ。球団社長自らが「絶対に欲しい」と公言し、代理人のスコット・ボラス氏と接触を始めるなど、本気も本気の様子だ。
「なにしろ、このチームは投手陣の整備が急務ですからね。西武との競合になりますが、松坂が間に合わない場合に備え、高橋尚成(37=前パイレーツ)も狙っているようです。中日からソト投手を獲得しようとしているのも、投手補強の一環です」(前同)

さらに、得点力不足を解消するために、中日で4年間プレーし、110本のホームランを叩き出したトニ・ブランコ(32)の獲得に乗り出し、合意寸前までこぎ着けているという。それだけではない。DeNAは、福留孝介(35=前ヤンキース3A)の獲得も狙っているのだ。
「福留は、阪神、中日との競合になっています。当初は阪神が有力でしたが、ここにきて、DeNAが一歩も二歩も先だ、といわれています」(球界関係者)

中日は「マネーゲームをしない」のが基本的方針ゆえ、実質的に阪神とDeNAのマッチレース。実は、阪神が最初に福留に提示した金額が、DeNAに比べて低すぎたのだという。
「DeNAの提示金額を聞いて真っ青になった阪神が条件を釣り上げたようですが、時すでに遅し。福留の心は完全に離れてしまいました」(前同)

具体的に「2年で3~4億円」という条件で、DeNAが福留を落札しそうな気配だという。

続いて、パの最下位に沈んだオリックス。14年に本社創業50周年を控え、今年のオフの台風の目になるともいわれていたが、現在、さほどの動きはない。
「巨人との2対2トレードで、東野峻を獲得した程度。イチロー(39=前ヤンキース)が日本に戻るならぜひ欲しいと毎年、いっていますが、実現性は低い。あとは中日を戦力外になった平井正史(37)の復帰が濃厚です」(前出・デスク)

ロッテ、阪神と三つ巴となっている西岡剛(28=前ツインズ)獲りが、どうなるかも注目だ。

今季、12球団で最も不意なシーズンを送ったのが、その阪神。大改革を目指して、仁義なき補強合戦に名乗りを上げている。
「金本、城島、小林宏、ブラゼルが引退または退団。藤川、鳥谷がメジャー移籍、平野、福原もFA権を行使する可能性が高い。チームを総入れ替えするくらいの意気込みで動かねばならない事情があるんです」(在阪スポーツ紙記者)

まずは、捕手不足解消のために、オリックスからFAで日高剛を獲得。また、先に述べたように西岡争奪戦にも参戦している。
「西岡の古巣・ロッテやオリックスに比べ、阪神が提示した2年4億円という条件が一番高い。背番号もロッテ時代の7を用意しているそうです」(前同)

野球評論家の黒江透修氏がいう。
「阪神は西岡がなんとしても欲しいでしょうね。鳥谷が残留しても、セカンドに回すことができますしね」

望み薄になった福留獲りを諦め、4番候補として新外国人、ブルックス・コンラッドを獲得した阪神。次に狙うのが、FAとなった西武・中島裕之(30)だ。現在、ソフトバンク、ロッテと熾烈な争奪戦を繰り広げている。
「中島は基本的にメジャー行きを目指していますが、条件次第で国内移籍もあり得る。西武残留を含め、先行きはまったく不透明です」(デスク)

また、阪神は藤川の移籍に伴い、ストッパー候補として五十嵐亮太(33=前ヤンキース3A)にも食指を動かしている。

11月20日公開のvol.2に続く・・・。

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