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元CIAスノーデン暴露「米政府と巨大宇宙人秘密基地」 vol.01

[週刊大衆02月24日号]

世界最強と称される情報機関・CIA(米中央情報局)の元職員であるエドワード・スノーデン氏(30)。
「同氏は13年5月に渡航先の香港で、米政府の機密を全世界に向けて暴露し、一躍、時の人に。肝を冷やした米政府は、情報漏洩の罪で指名手配しています」(通信社記者)

スノーデン氏は地元の短大を卒業後、米陸軍に入隊。
訓練中に大怪我を負う。怪我の治療中にNSA(米国家安全保障局)からスカウトされ、情報機関の職員となった。
NSAで働いている間にCIAからもスカウトを受け、今度は同組織の職員に。

米国が誇る2大情報機関で勤務したことにより、スノーデン氏は門外不出の機密情報を蓄積していったわけだ。
「NSAは偵察衛星と世界中に設置された傍受アンテナを駆使して、無線、電話、FAX、Eメールなどを傍受、分析している情報機関。米軍と自衛隊が共同利用している青森の三沢基地にも、巨大な傍受アンテナが設置されています。スノーデンは、NSAが米国民のみならず、世界中の人々を盗聴していることを告発。重大な人権侵害だと憤慨してみせました。続いて、ドイツのメルケル首相の携帯電話や、国連機関職員のメールや携帯電話も盗聴していたことも暴露したため、世界中でトップニュースとなったんです」(軍事ライター・黒鉦英夫氏)

スノーデン氏は複数の国に対し、政治亡命を申請しているが、亡命受け入れを表明した国はなし。現在、ロシア政府が一時滞在許可を与えているため、ロシア国内で暮らしている。
「スノーデン問題は、オバマ政権にとって大きな痛手です。レームダック(死に体)が指摘されるオバマ政権は、スノーデン氏の告発によって、対ロシア外交でも圧倒的不利に陥った。一方のロシアは、米国に対して"ジョーカー"を手にしたと言えます。彼のロシア滞在の許可は1年限定。今年の7月に切れます。それを延長するかしないかで、ロシアがスノーデン氏から情報をすべて吸い上げたかどうかが、わかりますよ」(元・時事通信社ワシントン支局長の小関哲哉氏)

プーチン大統領率いるロシアにとって、最大のライバルである米国への切り札となったスノーデン氏。

さらに、一連の告発によって、人権擁護を主張する世界中の人権団体から英雄視されるようになった。
「米国の暗部を暴露したスノーデン氏は、米国をよく思わない国や団体から見ればヒーロー。事実、イギリスやフランスの知る権利を擁護する団体からは賞を授与されていますからね。先日、ノルウェーの元閣僚が、彼をノーベル平和賞候補に推薦したと報じられました。受賞は逃しても、こうした動きがさらに広まれば、米国はさらなる苦境に立たされるでしょうね」(外交問題に詳しい参議院議員・浜田和幸氏)

スノーデン氏が持つ機密情報が、垂涎の"対米カード"であることは論を待たない。
ただ、「NSAが盗聴しているのは、インテリジェンスコミュニティの人間なら誰でも知っていたこと。バレていないだけで、他の国々も多かれ少なかれやっています。ロシアにも、軍参謀本部傘下にGRUという情報機関があります。ここでは盗聴などの秘密工作も行っている。米国がこれを知らないわけはないので、プーチンがスノーデンを匿うのなら、報復としてロシアの悪行を暴露して対抗できる。でも、米国がそれをしないのは、なぜか。不思議でなりません」(前出・黒鉦氏)

02月23日公開のvol.02続く・・・。

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