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ついに「凱旋門賞」に向けて始動です

 待ち人来たる。

 日本ダービーを勝ったキズナが、鳥取県伯耆町の大山ヒルズから、栗東トレセンに帰って来ました。
 ダービー直後の5月31日に大山ヒルズに到着。さすがに2~3日は、お疲れモードだったようですが、海抜300㍍、山から吹く涼しい風をその馬体に感じ、心身ともにリラックスできたようです。
 前田晋二オーナー、生産者、ノースヒルズの前田幸治代表、佐々木晶三先生、厩舎スタッフ、大山ヒルズの斎藤慎GM、牧場関係者の皆さん、遠征をサポートしてくれる田中敬太レーシングマネージャー、ヴィクトワールピサの面倒も見てくれたフランスのバリー厩舎……
全員の力を結集した“TEAM KIZUNA”が、いよいよ、本格的に動き出します。
 

 競馬にかぎらず、アスリートのほとんどは個人事業。おかげで、毎年、3月には一生懸命に稼いだ賞金も、税金としてがっつりと持っていかれます(笑)。
 でも、しかし。一人で戦っているわけではありません。営業、総務、経理、実戦部隊が揃ってひとつの会社が成り立っているように、それぞれが、それぞれの立場で、やるべきことを懸命にやり、次の人へとバトンを渡していく駅伝のようなもの。いまは、大山ヒルズの斎藤GMから、佐々木先生にバトンが手渡された……というところです。
 気になるキズナの状態ですが、大山ヒルズでは、暑い時間を避け、午前5時半から調教をスタート。決められたメニューをきっちりとこなし、食欲も旺盛。ダービー時478㌔だった馬体は500㌔前後まで増え、順調そのもの。
 栗東トレセンに帰ってきたキズナは、心なしか精悍さが増していました。

日の丸に恥じない最高のレースを!

 走るたびに強くなり、ダービーのときより、さらにパワーアップしたキズナは、今月25日から栗東トレセンで検疫に入り、31日、KLMオランダ航空でアムステルダムへ。到着後、半日の休養を経て、いよいよ、決戦の地、フランスに入る予定です。
 飛行機での長距離輸送。フランスでの調教。はじめてのバリー厩舎……彼にとっては、試練の連続になるはずです。
 しかし、遠征に帯同してくれる尾関厩舎のステラウインドがいます。多くの先輩たちが築き上げてきた豊富なノウハウと、挑戦し続けてきたことで積み上げられた知識があります。
 まずは、9月15日に行われるGⅡ「ニエル賞」。そして、本番、10月6日に行われる“世界最高峰のレース”「凱旋門賞」へ  。みんなの思いが込められたバトンを最後に受け取る最終ランナーとして、日の丸に恥じない競馬をお見せしたいと思っています。
「キングジョージ6世&クイーンエリザベスS」の勝ち馬、ノヴェリスト。「パリ大賞典」の勝ち馬、フリントシャー。GⅠ3連勝中のアルカジーム。そして昨年2着のオルフェーヴル……ライバルは手強そうです。
しかし、キズナなら必ずやってくれます。

ついに「凱旋門賞」に向けて始動です

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