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名馬との思い出が詰まった一冊が発売

みなさんに、ひとつご報告です。本誌で連載中のこのコラムが書籍になりました。
タイトルは、『勝負師の極意』。昨秋から連載した内容を基に大幅に加筆修正、1987年に騎手デビューしてから、これまでに出逢った名馬との思い出が詰まっています。
 

まだ“あんちゃん”と呼ばれていた僕に、“名馬とはどんな馬なのか”を教えてくれたスーパークリーク。我慢することの難しさ、大切さを教えてくれたバンブーメモリー……あの走りを思い出すたびに、いまも心が震えます。
彼らがいたからいまの僕がある、そう言っても過言ではありません。

強い馬が強い競馬をすることが競馬の王道だと気づかせてくれたメジロマックイーン。諦めなければ、努力し続ければ、いつか夢は叶う、それを教えてくれたのは、僕に、“ダービージョッキー”の称号と「ジャパンカップ」ウィナーという、大きな勲章をプレゼントしてくれたスペシャルウィークです。
彼らは、いつでも心強い友であり、最高のパートナーでした。

感動を教えてくれたオグリキャップ。名牝から名馬へと進化したエアグルーヴ。無事之名馬を地でいったステイゴールド……。人と人、人と馬の絆の大切さを教えてくれたキズナには、心から感謝しています。

いま、やれることを、ひとつずつやり続ける。
パートナーを信じ、最後の最後まで諦めない。
どんなときでも、必ずチャンスはある。
ときには、運でさえ味方につける。

勝負師として築き上げてきた哲学と極意は、僕の最高の宝物です。
「誰も踏んでこなかった道を歩いてきたからこそ、武豊の言葉には私たちの人生にも活かされるものがある」
こんな素敵な、僕にはもったいないような帯の言葉を書いてくださった伊集院静先生との対談「勝負師として、大人の男として」も、楽しんでいただけると思います。ぜひ一度、手に取ってみてください。

さて、10月12日からは3日間開催。そのメインとなるのが、10月13日、京都競馬場を舞台に行われる三歳牝馬三冠のラスト一冠「秋華賞」です。このレースで僕のパートナーを務めてくれるのは、スマートレイアー。ディープインパクトを父に、スノースタイルを母に持つ素質馬です。
ここまで4戦3勝、前走、9月21日に行われた1000万下の「夕月特別」では、強い競馬を見せてくれました。この勢いに乗って、一気にGⅠのタイトル奪取……と言いたいところですが、さすがに相手がこれまでとは違います。

1998年のファレノプシス。02年のファインモーション。そして、05年のエアメサイアに続く4度目の戴冠は、一瞬の勝機を掴めるかどうかにかかっています。絶対的な馬がいない今年は、出走する馬すべてにチャンス有り。一発、勝負をかけたいと思います。

名馬との思い出が詰まった一冊が発売

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