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外国人騎手に好評な調整ルーム

いよいよ、ソチ五輪が始まりました。

競馬でいえば、日本ダービーのようなもの。ただ、僕らジョッキーは、今年負けても、「来年こそ!」と思えますが、五輪は4年に一度しかチャンスが巡ってきません。たった一度のチャンスに掛ける想い。情熱。プレッシャーは並大抵のものではないはずです。残念ながら時差の関係もあり、すべてを見ることはできませんが、同じ日本人アスリートとして、参加する全選手に熱い声援を送りたいと思います。

先日、テレビで、この五輪期間中に、選手たちが過ごす選手村が紹介されていました。食事もバラエティーに富んでいるし、フィットネスルームも完備。娯楽センターや銀行、インターネットカフェなど、なんでも揃っていて、なかなか快適そうです。

競馬でいうと調整ルームに当たるのでしょうが、その充実度はちょっと……いや、相当に違います(笑)。
僕がジョッキーになった頃の入室時間は、前日の夕方。それが、これも時代の流れなのか、現在は9時になり、京都開催の日は、ゆっくり食事をしてから家を出ても、十分に間に合うようになりました。

日本人騎手はみんな同じだろうけど、じゃあ外国人ジョッキーは?
 

案外、知られていないようですが、外国人ジョッキーも、日本人騎手と同じ調整ルームに入ります。もちろん、廊下や娯楽室で顔を合わせれば挨拶もするし、情報交換もするし、シモネタやジョークが飛び交っています。

いざ競馬になると、それが外国人騎手、日本人騎手に関係なく厳しくあたるのは当たり前。でも、馬を降りると同じ騎手サークルの仲間です。仲がいいと言うと少し語弊があるかもしれませんが、いろんな話で盛り上がっています。

この調整ルームというのは日本独特のシステムで。海外ではレースの1時間ほど前に、競馬場に着いていればOKのところがほとんどです。それでも、不正があったという話は聞いたことがないので、日本でもしばしば、調整ルーム不要論が持ち上がります。

ところが、外国人騎手の場合は、滞在しているホテルが調整ルームに代わるだけ。しかもサウナまであるので、一時期、毎年のように日本に来ていたオリビエ(ペリエ)は、「ホテルより快適だよ」と喜んでいたほどです。あったほうがいいのか、なくてもいいのか、個人的には、なくてもいいと思いますが、結論はもう少し先に持ち越しですね。

今週末、2月16日は、GⅠウィナー、トーセンラーとのコンビで、「京都記念」(芝2200m)に参戦。昨年に続く連覇を目指します。昨年の「マイルCS」で新しい武器を身につけたトーセンラーが、今年、どんな競馬を見せてくれるのか。騎乗する僕が、一番ワクワクしています。

季節は、1年でもっとも寒い2月  熱いレースをその目で見て、気持ちをホットにしてください。

外国人騎手に好評な調整ルーム

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