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人気No.1ゆるキャラふなっしー「週刊大衆拒否事件」戦慄 一部始終 vol.1

[週刊大衆11月11日号]

「いよいよ会える。あの"ふなっしー"に。ヒャッハー」

その日、本誌記者Tは喜びに身を震わせていた。
いま"ゆるキャラ"界で最も勢いがあり、Tも大ファンである"彼"を取材できる、と。
歓喜がのちに暗転するとも知らず――。

Tをそれほど夢中にさせる"ふなっしー"とは?
それを語るには、まず"ゆるキャラ"から説明せねばならないだろう。
「"ゆるキャラ"とは、漫画家のみうらじゅん氏が作った造語で、地方公共団体などが町おこしなどのために作ったマスコットキャラクターのこと。命名の2000年頃には、それらは、コンセプトも造形も"ゆるい"という、どちらかといえばありがたくないイメージを背負っていました」(サブカルチャー誌編集者)

だが、それが06年頃に転機を迎えたという。
「滋賀県彦根市の"ひこにゃん"がその可愛らしさで大人気になりました。これで"ゆるキャラ"のイメージは正のほうへ一気に変わりましたね。いまや"ゆるキャラグランプリ"などが開催されるほど。ちょっと違和感がありますが(笑)。それはともかく、いまは熊本県のくまモンなんかも大人気ですよ」(前同)

現在、そのくまモンと、ゆるキャラ界の勢力を二分するのが"ふなっしー"だ。
「千葉県船橋市をアピールすべく、一昨年末あたりから活動開始。名産の梨がモチーフの"妖精"なんですが、市役所や商業施設などからは相手にされず、現在に至るまで"非公認"。ところが、その過激な動きや、ゆるキャラとしては珍しい"しゃべりの面白さ"で、動画投稿サイトなどから火がつき、船橋市公認の"汗一平くん"などを差し置いて人気なんです」(同)

確かに、その活躍ぶりは目を見張る。
『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)『アッコにおまかせ!』(TBS系)など、次々にテレビ出演、アサヒ飲料の「十六茶」のCMでは新垣結衣と共演!
8月には、日本百貨店協会主催の「ご当地キャラ総選挙2013」で、並みいる公認を抑え優勝している。
「ふなっしーは、"今後はほかのキャラに頑張ってほしいなっしー"と以降の出場を辞退、会場を沸かせました。余裕と貫禄を見せましたね」(百貨店関係者)

破竹の勢いはとどまるところを知らず、『ふな ふな ふなっしー♪~ふなっしー公式テーマソング』でメジャーデビューも決まっている。
「THE ALFEE」の高見沢俊彦プロデュースのヘビーな仕上がりだ。
「グッズも人気で、デパートでは特設コーナーを設けているところもあります」(前出・百貨店関係者)

いまやキャラクター界の風雲児。
「最近では既存のキャラをも脅かすほどです」(前出・サブカルチャー誌編集者)
この人気について、「ハローキティ」のほか「マイメロディ」などを世に送り出した、キャラクタービジネスの雄、(株)サンリオは、「ライバルというわけではないと思いますが……他社さんのキャラクターについてのコメントは差し控えさせていただきます」(広報)と、慎重な回答。
また、『すすめ!!パイレーツ』『ストップ!!ひばりくん』などで魅力的キャラを生み『キャラ者』の著書もある漫画家の江口寿史氏は、「う~ん、名前がいいんじゃないすか?よくわかんない」と微妙なコメント。
「そりゃ、"プロ"はそう言うんじゃないですか? プロでは考えられない"雑さ"みたいなところが人気なんですから、複雑ですよ。まさに"トリックスター"です」(サブカル誌編集者)

江口氏は本当によく知らなかったようにも思えたが、確かに、奇矯な動きや「梨汁ブシャー」などの発言は、本誌記者Tならずとも、なぜか惹かれるものがある。
T……そうだ、彼の遭遇した"事件"の話だった!

11月10日公開のVol.2につづく・・・。

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