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東国原英夫爆弾提言60分東京都知事選をメッタ斬り vol.01

[週刊大衆02月24日号]

新しい東京都知事が誕生した。
その選挙前、都知事選への出馬は「2000%ない」と豪語していたのが前宮崎県知事の東国原英夫氏だ。

しかし、「出馬会見を開く予定で選挙ポスターのキャッチフレーズまで決めていたものの、細川・小泉コンビの出馬表明で怖気づいた」などと、一部週刊誌に報じられた。
報道された内容は事実だったのか、はたまた、前々回の都知事選に出馬した彼は、東京のどこを「どげんかせんといかん」と思っているのだろうか。

そのほか、いまだから話せる今回の知事選の裏情報について、東国原氏を直撃した。
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「(出馬しようとしたという)事実は一切ありません。選挙に出馬しようとすると、ポスター刷りや選挙カーの用意やら、いろいろ準備しなくちゃいけませんからね。隠していても業者側から漏れてくるものなんですよ。だから、調べてもらったらわかります。ただね、これは私のブログにも書きましたが、仲間内で飲んでいるとき、"もし都知事選に出たら、どんなキャッチフレーズがいいか"って、冗談で話したことはありますよ」

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報道によると、東国原陣営の選挙ポスターのキャッチフレーズは『こくばる、頑張る、グローバル』に決まっていたというが、その真相は――。
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「"こくばる、頑張る、カーニバル"というのは言っていましたけど。ほかにも、ある経済学者の卵が"進撃の東国原"というフレーズがいいんじゃないかと言ったら、全員、大ウケでしたよ。僕は知らなかったんですが、いま、『進撃の巨人』というアニメが流行っているんですってね。あと、爆笑したのは、"猪瀬、都知事やめるってよ"というキャッチフレーズ(笑)。これなんて、『桐島、部活やめるってよ』という映画にもなった小説のパクリでしょ。そういう酒の席での笑い話みたいなのがダダ漏れになって、それが出馬するという話になったんじゃないですかね」

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とはいうものの、東国原氏は2011年4月の都知事選に立候補。当選した石原慎太郎・元都知事に90万票の差をつけられながらも170万票を獲得。石原氏に次ぐ2位につけた。都政へ並々ならぬ意欲を持っているのは事実だ。
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「あのときは、直前に東日本大震災と原発事故があったでしょう。そもそも、選挙活動する環境になかったんです。電気は使えない、テレビでの討論会はほぼなし。選挙カーもろくに使えない。だから、僕の場合、大半は自転車で回りました。東京都というのは東西90キロ・南北25キロの面積だから、マラソンをやってる僕からしたら、走って回れる距離なんですよ。ところが、そこに1300万人、昼間人口にすると1500万人が生活しているわけです。したがって、一人ひとり握手するというドブ板選挙なんてできっこありません。僕は中央線の駅を一つずつ自転車で回り、選挙演説しましたよ。ところが、手応えがまったく掴めない。しかも、震災や原発事故の直後だから、演説してても、"いまは震災や原発対策のほうが大事でしょ"という目で見られるんですよね。しかも石原さんはそのとき何をしていたかというと、都知事として災害対策しているわけです。こうなるともう個人対組織の戦い。だから僕は選挙を先に延ばすべきだと思っていたんです。ところが総務省は予定どおりにやった。だから僕は、"あー、これは国を挙げて(僕を)潰しにかかっているな"と思いましたね(笑)。

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都知事選を経験した東国原氏から見た、今回の都知事選候補者たちの選挙は、どういったものだったのだろうか。
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「個人でやる選挙というのは、有権者に愚直に訴えかけるしかないんです。一方、組織でやる選挙というのは今回の都知事選で舛添(要一氏)さんがやった選挙。舛添さんは組織をずーっと回ってたでしょう。商工会やJA(農協)、医師会……。それから、個人演説会へ動員をかけ、200~300人集めて演説するわけです。しかも、舛添さんの場合、都議会(都議会与党)の自公とも連合(労働組合)とも政策協定を終えています。だから議会運営はスムーズですよ。つまり、議会の言ったとおりの政策を行うということ。そういうぬるま湯に浸っていれば、知事ほど楽な仕事はありませんよ。なんだかんだといっても猪瀬さんは改革派でした。まあ、(都議会に)嫌われていたという面もありましたけどね(笑)。議員というのは、基本的には現状維持派。議会と知事が水と油だったんですよね。だからね、僕は細川(護煕)さんや宇都宮(健児)さんが知事になったら、どうなるのかと、地方行政の経験者として、ずっと注目していたんです。どうやって議会を運営していくのかと。オール野党になりますから。特に細川さんの場合、原発ゼロを前面に出したわけでしょう。そもそも、東京都が東京電力の大株主だといっても、都は1・2%の株しか持っていないし、柏崎刈羽原発の再稼働を認めないといっても、立地しているのは新潟県。新潟県知事と地元の首長や議会がOKを出せば動くんですから。ただ、東京都から反原発の動きを起こして、それを国民運動へ繋げていくとか、東京都自身で地産地消型の自家発電を行うということは可能です」

02月18日公開のvol.02続く・・・。

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