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ブレイニスト(秀才)の小学4年生が放った言葉

 あまりに真っすぐな言葉で、そのぶんこちらの心にストレートに届いて、思わず目頭が熱くなってしまった。

 1月7日(土)の午後4時から約1時間半にわたり、テレビ朝日系列で放映された『ブレイニスト・少年少女クイズ王№1決定戦。勝ち抜き戦で最後に残ったのが3人。小学校6年の男子と女子各1名と、4年の男子。

 誰が優勝したかというと、年少のこの4年生が接戦をものにしたのだ。ぶ厚い眼鏡をかけた、まだ背の小さい少年。この子が「将来どんな人になりたいですか?」という優勝後の司会者の質問に対して、こう答えるのである。

「人の役に立つ、立派な大人になりたいです」

 ああ、なんという真っすぐな心だろう。実は近所のラーメン屋でこのテレビを見ていたのだが、隣りのテーブルで老夫婦が「えらいねえ」と、目尻の涙をぬぐっていた。年末年始に見たテレビ番組で、もっとも心に残ったのが、この少年の言葉だった。

居酒屋の店主のこれぞ達見

 われわれだってその昔は、小学校の卒業式で「身をたて 名をあげ やよ はげめよ……」と「あおげば尊し」を歌い、卒業文集に「日本がもっとよくなるようにがんばります」と書いたのである。それがいつからか、酒を飲み、馬券を買い、女の胸や尻を目で追う生活になってしまったのである。小学生のときの、真っすぐ前を向いていたあの心はどこへいってしまったのか。

 この話を、競馬場の帰りに居酒屋でしていたら、居酒屋の店主いわく。

「大丈夫ですよ、国の役に立ってますよ。酒を飲めば酒税が国に入るし、馬券を買えば売り上げが国家納付金として国に入る。きれいなおネエちゃんの気を引こうとして何かプレゼントを買えば、消費税が国に入るんですから……」

 じゃあ、いまのままでいいわけかと、「チューハイもう一杯!」といってしまったのでありました。

ブレイニスト(秀才)の小学4年生が放った言葉

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