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「家光」とその乳母「春日局」が歴史どおり同居

 日本でテレビが爆発的に普及したのは、昭和34年(1959)4月10日、皇太子(現天皇)の結婚に際してだった。

 民間から、日清製粉社長令嬢の正田美智子さんを皇太子妃として迎えることになり、その実家出立から婚礼、そして祝賀パレードの一部始終がテレビ中継されるというので、われもわれもとばかりテレビを購入したのである。

 では、それ以前は何が娯楽の中心だったかというと、これはいうまでもなくラジオ。晩御飯を食べ終わったあと、ラジオから流れてくる浪曲や講談、あるいは落語や歌謡曲に耳を傾けながら、みな早目に床に就いたのである。

 そして翌日、小学校でわれわれが何を話していたかというと、前の晩に聞いた広沢虎蔵の「旅ゆけば、駿河の国に茶のかおり……」という浪曲の口真似や、「寿限無、寿限無……」という落語の口真似だったのだ。実は、その頃の記憶が役に立つことがあった。昨年11月20日(日)の京都競馬である。さすが徳川の威光で大激走

 この日、京都8レースの3枠にこういう名前の馬が入っていた。

 5番メイショウ(イ)(エ)(ミ)(ツ)
 6番(カ)(ス)(ガ)

 このカスガとイエミツを見ているうちに、昔、ラジオの講談で何か聞いたような……という感じがした。そこでさっそく、広辞苑で、かすがのつぼね(春日局)を引いてみた。すると、こう出ているではないか。「徳川家光の乳母」「よく家光の傅育に任じ、その地位を堅固にし、大奥を統率」。なんとこの3枠には、家光とその乳母の名前が揃っていたのである。

 こりゃあ、強力な枠だよなあと思って人気を見たら、メイショウイエミツが4番人気、カスガは人気薄で11番人気。

 どっちかこいと、3枠から枠連で総流しをかけたところ、カスガが先行して2着に粘り、枠連①-③3520円というのが当たってしまった。さすが徳川の威光というべきだよなあ。

「家光」とその乳母「春日局」が歴史どおり同居

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