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難関すぎる、無理だといわれた少年が応援する馬

 これは喩えていうと、条件クラスの馬が抽選で運よくダービートライアルに出走し、大差にちぎられたものの、2着は2着ということでダービー出走権を獲得し、どうせ出たって無駄と思われたダービーで、ドロドロの不良馬場に恵まれて勝ってしまったようなものかもしれない。

 なんと、あの立川末広の親戚の少年が、超有名大学に合格してしまったのである。

 合格した本人はもちろん、友人も担任教師もみんなびっくりした、まさかの合格。

 どうしてこんなことが起きたのかというと、張った山が大当たりしたため。たとえば日本史なら、応仁の乱、天保の改革、日清戦争と決めて、この三つなら満点を取れるという態勢を取っていたら、この山がすべて当たってしまったのだ。

 世の中にはこんなことがあるんだなあという、驚くしかない合格劇だった。
これからですよと意気軒昂

 この少年、傍から「難関すぎる」「無理」といわれていたので、受験勉強中に好きになった馬がいる。ショウナンカンムリである。この馬、名前の中にショウ「難関」「無理」と、ナンカン、ムリのふた言が入っているのだ。

 俺も頑張るからお前も頑張れと、少年はショウナンカンムリをデビュー戦から応援し続け、②③②④⑦着と惜敗が相次いだが、デビュー6戦目についに勝った。勝ちタイムは、阪神の芝良千八で1分50秒0。これは格別速いタイムではないし、ゴール前でクビ差だけ抜け出した勝ちっぷりも地味だったが、なんと、このショウナンカンムリが未勝利を勝ったあと、GⅡのスプリングS(3月18日)に出走してきたのである。

 これで3着以内に入れば、皐月賞の出走権が得られるという、極めて重要なレース。少年は立川末広とともに中山競馬場へ応援に駆けつけた。結果は11着。しかし、四角シンガリから3頭を抜いた。「まだまだ、これからですよ」と少年は意気軒昂でありました。

難関すぎる、無理だといわれた少年が応援する馬

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