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「馬」が裏返しになって いる例の将棋のでかい駒

 ばかでかい将棋の駒に、馬という字が裏返しで書かれている例のやつ。.

 料亭の床の間に、高さ50センチほどのものが鎮座しているのを見たことがあるし、スナックのカウンターのすみに、どかんと置かれているのを見たこともある。実は、うちの玄関にも置いてある。

 これまで、あれを見たなかで一番、意外な場所だったのが香港の廐舎。馬房の入口の棚の上に置いてあった。

 ああ、中国にも同じものがあるのかと思ったのだが、聞いてみると、日本で買ってきたのだという。

「これを置いておくと、幸運が舞い込んでくると聞いて、そりゃあいいなと買ったんですよ。そのときに聞いてくるのを忘れたんですが、これは日本では、なんと呼ばれているんですか」
「ああ、これねえ」
 さんざん、これまで見馴れたものだが、ハテ、これはなんという名前だっけ?

【馬房に飾ったら香港で快事】
 日本に帰ってから、さっそく調べてみた。こんなときに便利なのが、2005年に出た『アレ何?大事典』(佐々木正孝/小学館)という本。この本には日頃、見馴れているわりに、名称となるとハテ? と思うものがまとめて紹介されている。

 例のものも、〈「馬」が裏返しになっている でっかい将棋の駒〉というタイトルで、こう紹介されていた。

〈左馬(ひだりうま)=馬を逆から読むと「まう」↓舞うと読めるため、縁起のよい駒とされているのだ。そのほかにも、本来は人が引く馬が逆になっているため、馬が人を引く(=招く)で商売繁盛を意味。
馬は左側から乗るもので、右側から乗ると落ちてしまうので交通安全、競馬必勝まで祈念〉
 そうか、あれは左馬というのかと、これでわかった。すぐに、そのことを香港の廐舎に知らせたところ、「あれを飾って以来、4戦3勝、とても無理というところで2着に来て大穴を出した」と返事が来た。すごい効き目だよなあ。

「馬」が裏返しになって いる例の将棋のでかい駒

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