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42年ぶり甦ったコウジョウ

 1971(昭和46)年の金杯は、いまだに語り草だ。
 東京の芝2000mで行なわれる予定だったのだが、積雪のためにダート2100mに急遽変更。これじゃあ、コウジョウは不利と誰もが考えた。芝では日本経済賞2着、ステイヤーズS2着、前走天皇賞5着と格上の実績を持つコウジョウだが、ダートではそれまで〔1013〕。ドンジリ強襲型の脚質が災いして、2勝クラスのレースを勝っただけだった。
 ところが、
 

ダート変更で人気を下げたこのコウジョウが、1頭だけポツンと大きく離れたドンジリから、まさかの強襲劇を決めて勝ってしまうのである。1000m通過59秒4という超ハイペースで飛ばした馬たちが後半大バテし、ラスト1000mが実に66秒5もかかる展開になり、コウジョウのスタミナがモノをいった一戦だった。
 あれから42年  。1月27日の東京競馬にその名もコウジョウという馬が出走してきた。舞台は、先代のコウジョウが勝ったのと同じダート2100m。
 前走の新馬戦(中山ダート1800m)では出遅れて20馬身差の大敗だったが、先輩と同じ舞台で大駆けしたりして……。そんなことを考えていたら、本当に後方強襲で勝ってしまったのである。単勝1670円。こんなことがあるんだなあ。

42年ぶり甦ったコウジョウ

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