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厚かましさはどこから来る

 今年デビューした2歳馬で、目下、いちばんの珍名と言われているのが、美浦の杉浦宏昭厩舎に所属する芦毛の牡馬、アツカマシーである。つまり「厚かましい」。
 父ブラックタイド、母キャスリーンという血統で、どんなレースをするかというと、6月9日の新馬戦(東京芝1800㍍)では17頭立ての2番手を積極的に進んだものの、直線力尽きて9着。つづく6月22日の未勝利戦(東京芝1600㍍)は、中団から伸びかけたが7着までだった。
 

 それにしても、アツカマシーとはなあ。日本で、もちろん初めての馬名である。
 外国にもいないだろうと思って、厚かましさの英訳であるインピューデンス(Impudens)という馬がいるか調べたら、いるんで驚いた。1772年生まれの英国の牝馬。しかも、母親の名前がモデスティ(=内気)というのだから、とんだ鬼っ子だ。
 もう1頭、1800年代にオーストラリアで、インピューデンスという牝馬が、プルーデンス(=用心深さ、慎重さ)という母親から生まれていた。海外では母と逆の名をつける習慣でもあるのか。
 ちなみにアツカマシーは、父の全弟があのディープインパクト。母(未勝利)の祖母が桜花賞馬という、実は隠れた良血。それを鼻にかけて厚かましい馬。そういう意味がこめられているのかも。

厚かましさはどこから来る

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