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映画『永遠の0(ゼロ)』公開直前specialワイド「奇跡の戦闘機」零戦かく戦えり! vol.02

[週刊大衆12月30日号]

ゼロ戦は、完成当時、世界最高峰の性能を誇った。

だが、いかに性能がよくとも、熟練のパイロットがいなければ、ゼロ戦がこれほど活躍することはなかっただろう。

太平洋戦争初期からラバウル航空隊時代を経て終戦まで、熾烈な空中戦を勝ち抜いた本田稔・元海軍少尉も、その一人だ。

本田氏の告白を詳録した『最後のゼロファイター』によると、本田氏は、「水平方向の空戦では負ける気がしなかった」と言う。

ラバウル時代のゼロ戦のライバルの一つが、アメリカ軍のF4Fワイルドキャットであった。
F4Fは6挺の12・7ミリ機銃を装備しており、その弾幕は凄まじいものであったという。

これに対して、ゼロ戦の20ミリ機銃は一発で敵機を仕留める威力があったが、時間がかかっていると、自分の後方についた敵機に攻撃されてしまう。
そのため、せいぜい撃てるのは1発か2発で、確実に命中させるには30メートル近くまで近づいて撃つしかなかった。

近づいた結果、追いかけている敵機のパイロットが後ろを振り向き、「顔と顔が合うこともあった」と、本田氏は述懐している。

12月25日公開のvol.03に続く・・・。

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