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緊急対談 吉井理人×福島良一「田中将大は何勝するのか?」 vol.03

[週刊大衆03月24日号]

福島:今回の田中のヤンキース入団は、09年にサバシアが移籍してきたときの状況と酷似しています。
前年にプレーオフ進出を逃し、大型補強を敢行。
その目玉がサバシアだったわけですが、彼は19勝(8敗)を挙げ、リーグ優勝決定戦でもMVPを獲得する働きを見せました。
そして、最後は松井秀喜の大活躍で、チームはワールドシリーズを制覇したわけです。

吉井:マー君の置かれた状況は、かなりきついですね。

福島:ヤンキースはプレーオフ、ワールドシリーズでの貢献まで考え、田中獲得を決断したはずです。
昨年の日本シリーズを含め、田中には高校時代からずっと大舞台で活躍してきた実績があります。
松井秀喜がやはりそうでした。

吉井:メジャーでプレーしてわかったんですが、アメリカ人選手のほうがプレッシャーを感じるみたいです。
たとえば向こうの野球中継はローカル放送中心なので、たまに全国放送があると、みんなすごく緊張します。
田舎者と言ったら失礼だけど、注目されることに慣れてない選手が多い(笑)。
それも、母国アメリカ出身の選手にその傾向が強く、中南米出身の選手にはそれがありません。
日本人もアメリカに行ったら、中南米の選手と同じ外国人。
案外、マー君も重圧をはね返し、平常心で投げられる気がします。

――「ヤンキースの呪い」は心配なしと。
先輩・黒田の存在も大きいですよね。

福島:練習方法はもちろん、試合でのピッチングも田中のよい手本となるはずです。
同時に、田中の入団は、黒田にとっての刺激にもなるように思います。

吉井:内心燃えるものがあるでしょうね。
メジャーでの実績は自分のほうがはるかに上なのに、注目度も年俸も負けているわけですから(笑)。
まあ、黒田はともかく、田中の高額年俸に対して嫉妬する同僚がいたとしても不思議ではありません。
それでも、結果さえ残せば誰も何も言わない。
それがメジャーリーグです。

福島:スター軍団ヤンキースでいきなり、サバシア(23億円)、マーク・テシェイラ(22億500万円)に次いで年俸3位。
あのデレク・ジーター(12億円)より上ですからね。

吉井:そのジーターも、今季限りで引退です。

福島:これはベーブ・ルースやルー・ゲーリッグの引退にも匹敵する出来事です。
ジーターのラストシーズンをじっくり堪能するためにも、田中には一つでも多くショートゴロを打たせてほしい(笑)。
そして、チームを"世界一"に導く活躍を期待したいですね。

吉井:彼なら、やってくれますよ!

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