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映画『永遠の0(ゼロ)』公開直前specialワイド「奇跡の戦闘機」零戦かく戦えり! vol.05

[週刊大衆12月30日号]

終戦とともに姿を消したゼロ戦。
だが、そのDNAは途絶えたわけではない。

現在、日本では"現代のゼロ戦"とでも言うべき戦闘機が開発中なのだ。
「先進技術実証機・心神と呼ばれる戦闘機です。戦後、日本の軍事技術は米軍一辺倒でしたが、心神は日本の高い技術力を結集した純国産の戦闘機なんです。かつてゼロ戦は、高度な欧米の戦闘機に対抗して日本が独自に開発し、世界にその名を轟かせました。その意味で、心神はゼロ戦の再来と言ってもいいでしょう」(自衛隊関係者)

心神の開発は、防衛省技術研究本部と三菱重工が中心となって進めているが、奇しくもゼロ戦を開発したのも三菱重工である。

この未知の機体の詳しい性能は、まだ明らかにされていないが、「推定では、全長14メートル、全幅10メートル、重さ13トンで、現在自衛隊の主力戦闘機であるF-15より、かなり小ぶり。最大速度はマッハ2・5を誇ります。現在、世界の最先端は米のF-22をはじめレーダーに映りにくいステルス戦闘機ですが、心神もステルス機です」(前同)

しかも、その性能は、軍事大国アメリカをも凌ぐものだと、前出・井上氏が解説する。
「実はあまり知られていませんが、日本のステルス技術は世界最高峰で、アメリカもその技術を採用しているんです。機体の形状、レーダー電波を弾く性能などは、日本が世界をリードしています」

こう聞くとなんとも誇らしくなってくるが、心神開発の重要性は、「それだけではない」と、井上氏が続ける。
「心神開発の先には、相手のステルス機を見破るカウンターレーダーの開発があります。この技術が確立できれば、相手のステルス機に忍び寄って、バンバン撃ち落とすことができる。このあたりは、まさに"平成のゼロ戦"です」

近隣諸国との緊張関係が増す現在、早い完成が待たれるところだが、「すでに、5分の1モデルで無人操縦による飛行実験を成功させています。気になるステルス性能についても、相手のレーダーに映る大きさは、"昆虫以上、中型の鳥未満"と申し分ない模様」(軍事ライター)

井上氏は、この心神に防衛力以上の期待を込めて、こう言う。
「心神が持つ最新のステルス技術は、防衛外交でも大きなカードとなります。さまざまな防衛外交交渉の席で風上に立てるわけです」

開発完了予定は、2016年。
日本の技術が、再び世界を圧倒する日も近い。

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