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徳洲会事件に怯える猪瀬前都知事の「次の大物」5人 vol.01

[週刊大衆03月24日号]

事件発覚から5カ月余り――3月5日、医療法人「徳洲会」グループの公職選挙法違反事件で、徳田毅前代議士(2月28日辞任)の次姉・スターン美千代被告に対する同法違反(運動員買収など)の判決が東京地裁であり、懲役2年6月・執行猶予5年の有罪判決が言い渡された。

「一連の事件で起訴された10名のうち、これが最初の判決です。かつては鉄の結束を誇った徳田ファミリーと同グループも"完オチ状態"で、今後も軒並み有罪判決が予測されます。もっとも、買収などを指示した物証はさすがにないため、議員だった毅氏だけはセーフと見られます。とはいえ、運動員の有罪が一人でも確定すれば公選法の連座制の規定により、出馬した鹿児島2区からは、今後5年間は立候補できません」(全国紙社会部記者)

だが、これで「徳洲会事件」が終わるわけではない。
むしろ、ここからが"本番"との見方もある。

徳洲会側から5000万円を受け取った件で、猪瀬直樹・前東京都知事への東京地検の捜査が進んでいるのは周知のとおり(収支報告書への虚偽記入罪などによる公選法違反容疑)。

すでに事情聴取も行われている。
「元気な頃の検察なら、猪瀬の起訴は間違いないどころか、贈収賄に問われる可能性さえありました。だが、地検が狙っているのはもっと大物。当初から猪瀬への捜査は、その背後にいる大物狙いのためとも言われています」(前同)

その見方に信憑性を与えるのが、徳洲会グループの創立者として同グループを長年率いていた徳田虎雄・前理事長と、その元秘書にして金庫番でもあった能宗克行被告の存在だ。

地検詰め記者が漏らす。
「そもそも地検が徳洲会に手を付けられたのは能宗のおかげ。虎雄の病が悪化した2004年以降、能宗の地位がさらに上がり、これに反発した徳田家と水面下での争いに。その結果、能宗は懲戒解雇され、地検にタレ込んだんです。ところが地検は、その能宗を昨年12月に業務上横領で逮捕。しかし、この本質はケンカ両成敗ではなく、能宗の"身の安全"を図るためとも言われています」

逆の言い方をすれば、能宗被告は、それほどまでに徳洲会の"恥部"を知っているということだ。

その能宗被告が綴った、通称「能宗メモ」なるものがある。
真偽は定かではないが、各種メディアが、この"カネにまつわるメモ"に登場する複数の大物政治家の名前を報じている。

そのうちの一人が、石原慎太郎・元都知事だ。
そもそも猪瀬氏を都知事に後継指名したのは石原氏だが、徳洲会とのつき合いは遅くとも1999年の都知事初当選時に遡る。
〈石原新太郎知事にも億単位の資金提供がされており、かき集めたその資金の中には、税金から拠出された(自由連合の)政党助成金も含まれており、他から現金を持ってきて穴埋めしました〉(原文ママ・前出メモより抜粋=以下同)

「知事選出馬時、石原と徳田虎雄との密会現場が写真週刊誌に載りました。当時、石原は都立病院改革を掲げており、徳洲会にいくつかの都立病院が売却されるという話も出ていました」(当時の関係者)

ただし、石原事務所は「金銭的な面倒を見てもらったことはない」と完全否定している。

03月20日公開のvol.02に続く・・・。

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