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開幕馬場絶好ハクサンムーン

秋競馬の開幕メイン、セントウルSにいきなり主役が登場する。短距離界の絶対王者、ロードカナロアだ。
 昨秋のスプリンターズSから負けなしの5連勝。秋春のスプリントGⅠに、香港スプリント。前走はマイルの安田記念まで制した。
 当初、スプリンターズSからの始動予定だったが、安田隆師は「暑い時期でも今年はとても元気がいい。このままだと仕上がりすぎてしまうので一度使うことにしました」と話している。なるほど、調整過程はとても順調だ。
 

 7月下旬に放牧先から帰厩。例によってプール調教から始動し、8月2日の坂路で60秒7、7日に58秒5の脚ならし。初追い切りの14日には54秒8の時計が出た。21日の2週前追い切りはさらにトーンを上げて併走追い。52秒1、1F12秒3を馬なり。25日にも57秒0-12秒8をマークしている。このあとレースまでに2本の追い切りができるし、カナロアらしい1F12秒割れの凄いタイムも期待できそうだ。
 ただし、順調な攻め過程ではあるが、レースを前倒しした関係で昨秋ほどの濃密さはない。レース3週前の時点で52秒7-12秒1。2週前時点では50秒2-11秒5のびっくり時計が出ていたのが昨秋だ。その昨年のセントウルSがエピセアロームの強襲に遭って2着敗退だ。今年も“スキあり”だと考えたい。
 本命期待はハクサンムーンだ。セントウルSはGⅠ前哨戦であるが、同時にサマースプリントシリーズの最終戦でもある。現時点でのトップはフォーエバーマークの19ポイントで、2位につけているのが15ポイントのハクサン。ここで3着以内に入れば逆転優勝となる。レースへの意気込みがとにかく高いのだ。陣営の気持ちを乗せるには最適の逃げ脚質だし、強力な同型もいない組み合わせ。舞台も逃げ馬には絶好の開幕馬場だ。
 加えて、ここ3走の上がりタイムが34秒0、33秒8、31秒9(1000㍍戦)。以前より粘りも強化しているから楽しみだ。もちろん出来もいい。放牧先から8月23日に帰厩。明るい栗毛の馬体は光沢を放ち、張り具合も満点だ。
 今週は同じく日曜日に中山で京成杯オータムHも組まれている。ここでの狙いはダノンシャークだ。8月11日の坂路初時計から14日、18日、21日と乗り込みが進み、もともと仕上がりは早いが、きっちりと出来上がってきた。今年は年明けの京都金杯を制し、GⅡ、GⅠ安田記念も連続3着と地力強化。マイルCSへ好発進を切りそうだ。

開幕馬場絶好ハクサンムーン

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