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早熟説一蹴ドナウブルー復活

2年連続でダービー馬を送り出したディープインパクト。スーパーサイアーの道を驀進中だが、産駒特徴の一つは直線の長い芝コースを稼ぎ場にしていること。京都、阪神、新潟の外回り、そして東京での勝ち鞍がやはり多い。関西圏でいえば現在開催中の中京も直線が長くなり、稼ぎ場にできるコースだ。
 現に、夏開催の2週終了時点で見ると、芝での勝ち馬はすでに5頭も出ている。息が長くて、瞬発力に秀でた末脚をフルに発揮しているのだ。フィナーレを飾る今週の中京記念にもそんなディープ産駒が3頭もスタンバイ。ワンツーどころか、スリーまであっていい顔ぶれである。
 

 なかでも主役に期待はドナウブルーだ。すでにマイル重賞を二つ制している実績馬で、今年は5月のヴィクトリアマイルのあと早めの休養に入った点に注目がいる。その心は、サマーマイルシリーズのチャンピオン狙いだ。鞍上も昨年の関屋記念勝ちでコンビを組んだ内田騎手を確保。シリーズ第1戦から勝負の手に出てくる。
 仕上げも順調だ。栗東に帰厩は6月26日。3日後の坂路で15-15を消化し、7月3日には57秒5をマーク。夏に強い牝馬らしく軽快な脚取りで坂路を駆け上がっている。今年はまだ勝ち星はないが、衰えたという見方は当たらない。前走のヴィクトリアマイル(5着)ではコンマ3秒差の競馬をしている。
 それに早熟視される面があったディープ産駒だが、今年は初年度産駒の5歳馬が5つの重賞を制して好調。GⅠでも天皇賞でトーセンラー、宝塚記念でダノンバラードが2着と健闘した。早めの休養でパワーを溜め込んだドナウブルーの復活Vは考えられる。

 フレールジャックも同じ5歳馬。3連勝でラジオNIKKEI賞を制した3歳夏のあと、重賞には手が届いていないが、今年はオープン特別を3戦して2、4、4着と悪くない成績。まだ13戦のキャリアからもV字回復の可能性を秘めている。2週前追い切りの7月4日追いは栗東Pコースの併走でラスト11秒3をマーク。きびきびした動きがやけに目についた。

 関東馬のファイナルフォームにも注意がいる。こちらは1世代下の4歳馬だが、昨年はラジオNIKKEI賞を勝って、秋は古馬相手に富士S2着、阪神C3着と健闘した。今季はマイラーズC9着、エプソムC5着と結果が出ていないが、美浦ウッドコースの2週前追い切りで力のこもった併せ馬を消化。走り頃の3走目になっていい。

早熟説一蹴ドナウブルー復活

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