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ローブティサージュの上昇度

今年、大ブレークしたのが栗東の須貝廐舎だ。ゴールドシップでGⅠ2勝、GⅡ・GⅢを含めると重賞勝ちは実に6つだ。10月21日には史上最速でJRA通算100勝も達成した。
 そんな須貝廐舎。来年のテーマのひとつになっているのが桜花賞の多頭数出しだ。「3頭、いや4頭は出したいな」と須貝師である。実際、現実味を帯びつつある。今週のGⅠ阪神ジュベナイルFにはコレクターアイテム、ローブティサージュの二枚看板に、抽選にかけるオツウの3頭で挑む予定だ。
 難しいのが、3頭の実力比較だ。須貝師によれば、「どの馬も素質が高く、魅力ある存在」となる。実績では第1回アルテミスSを制したコレクターだろうが、キャリア1戦でファンタジーS2着のローブの評価もスタッフ内では高い。「1Fの距離延長で追走も楽になる。前走以上に走れる」の話も聞かれるのだ。4カ月ぶりを叩いて、体調面の上積みも大きい。レース1周後の11月18日に坂路で15-15とレースへ向けての立ち上がりが早かったし、2週前追い切りでは古馬オープンの胸を借りて坂路併走。負荷を強めてきた。前走で仕上がっていたコレクターと比較すれば上昇度は大。◎の期待をかけたい。

 デビュー勝ちのオツウが最大の黒馬だ。ノーステッキで抜け出したデビュー戦が評判どおりの強さ。競走センスに溢れ、ゴムマリのような軽快さがあり「あの馬、相当にヤバイですよ」と、こんな表現で絶賛する関係者もいるぐらいだ。
 仕上がりも進んだ2走目。ウオッカ、トールポピー、ブエナビスタなど素質ある1勝馬が活躍するレースであり、抽選突破(登録段階で21分の6)なら昨年のジョワドヴィーヴルに続く2勝目でのGⅠ勝ちも夢ではないだろう。
 須貝トリオの最大ライバルはファンタジーSを制したサウンドリアーナだ。折り合い面が課題だったが、前走はレース中盤からはスムーズにレースを進めて3馬身差の圧勝。能力を再認識させた。前走でいえば坂路からコース追いに変えたのも効を奏した。佐藤正師も「フォームが小さくなっていたのでコースでノビノビ走らせたのがよかったよう。前走のあともいい状態できていますよ」と話す。
 1Fの距離延長がどう出るかだが、今回の手綱もデムーロ。前半で折り合えば。怖さはやっぱりある。
 関東馬にも注意がいる。加藤征廐舎のサンブルエミューズ、トーセンレディが早々と栗東入りしており、とりわけサンブルの仕上がりが進んでいる。

ローブティサージュの上昇度

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