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コース巧者の“夏馬”スエズ

猛暑が続く日本列島だが、中盤戦に入る夏の小倉競馬も、今後は暑さとの戦いになりそうだ。「格よりデキ重視」の格言がますます生きてくるだろう。

日曜メインの阿蘇Sはオープン馬による千七ダートの戦いだ。狙いは“夏馬”スエズだ。去勢され、ダートに本格参戦した一昨年以降、夏の小倉での活躍がとにかく目立つ。4度走って1勝2着3回のオール連対。イン差しが効果的な小倉ダートだが、器用に立ち回れる脚質で今年はオープン初勝ちを目指している。
 

スエズはコース巧者に加え、暑さにも強い。それはパドックを見れば一目瞭然だ。発汗状態が非常によく、流す汗もベタつく感じではなく、まるでサウナで流すサラサラしたもの。夏の小倉で活躍が目立つはずである。今年はローテーションもいい。休み明けを2度叩いての参戦。坂路でもキビキビした動きが目立っていた。10,4着の前2走から大幅に変わる今回だ。

相手もブランク明け3走目のグレープブランデー。前走は直前の坂路でラスト1F11秒8の好時計をマークしたが6着。ブランクが長く、まだ叩き2戦目でも実践勘が戻っていなかったようだ。昨年のジャパンダートダービーの勝ち馬で、この3走目は怖い。
 さて、今週は新潟でサマーマイルシリーズ第2戦の関屋記念も行なわれる。第1戦の中京記念を制したフラガラッハが勝てば、チャンプに大きく近づくが、問題は日程が詰まって体調維持ができているかどうか。中間は静かな調整だけに、最終追い切りがカギを握りそうだ。

ここを目標にしっかり乗り込んでいるのがドナウブルーだ。2週前時点で3週連続の坂路追い。仕上がりが早いタイプで、今年の京都牝馬Sを制したように鉄砲も利く気性だ。今春はまた地力もつけてきた。前記の重賞勝ちにGⅠヴィクトリアマイルでも2着。コーナーが2つで直線が長いコース形態は最も得意にする舞台だから楽しみだ。鞍上も早々とウチパクをリザーブしている。

昨年の勝ち馬レインボーペガサスも出走予定だが、ブランクが長いわりに中間調整はまだ緩い。あと1週でどう変わるかだろう。

それならエーシンリターンズが不気味。4番人気に支持された前走の中京記念は14着の大敗だったが、馬体重は前走比較で24㌔増の474。この体では動けない。叩いた効果が期待できる今回はまだ見限れない。


あと、ブランク明けで3着と力のあるところを見せたトライアンフマーチにも十分な警戒がいる。

コース巧者の“夏馬”スエズ

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