日刊大衆TOP 娯楽

良血馬ファリダット一気差し

中京競馬2週目のメインはプロキオンS。7Fのダート重賞だ。注目はなんといってもファリダットの初重賞制覇なるかだろう。

超のつく良血馬だ。父は大種牡馬のキングマンボ、母はスプリントGⅠを2つ勝ったビリーヴ。いかに期待されたかは4歳春のGⅠ高松宮記念で2番人気に支持されたことでもわかる。

ところが3歳10月の準オープン特別を勝って以降は重賞で2着はあっても勝ち星はなし。6歳の昨年など7戦して二桁着順が6度の大スランプに陥っていた。

4カ月半のリフレッシュ放牧のあと、今年の初戦が3月のポラリスS。
陣営は初のダート戦に打って出た。これが正解に出た。中団から内伝いに追い込んで2着。上がり3Fは35秒2と芝なみの鋭い末脚。光明が見えた瞬間だった。
復活を告げる勝利は5月の栗東S。ここでも35秒2の鋭い末脚で、4角13番手からの一気差し。続く6月の天保山Sも1F短い6Fだったが、4角8番手から34秒7の決め手で差し切った。
父キングマンボは短距離ダートでも活躍馬を多く出しているが、だとすると母以上に父の血が強かったのか。超良血馬の適性舞台は、はっきり短ダートだった。

担当するのは布施厩舎時代にバンブーアトラスでダービーを制している吉田厩務員だが、
「ダートだと折り合いがつくし、最後までグイグイ伸びてくる。ポンポンと2つ勝ったことで今はできもいいわ。坂路でも跳びはねるような勢いがある」
と自信に満ちた表情で話す。

舞台は左回りに替わるが東京の安田記念でウオッカのコンマ3秒差の3着がある。直線が長くなった中京のダートはベストに近い舞台設定。待望の重賞勝ちは高確率であると見た。

強敵は今冬、GⅢ根岸Sを勝ち、GⅠフェブラリーSでも連対したシルクフォーチュン。前走の地方交流重賞かしわ記念はスタンド前発走で

「テンションが上がり、前半から掛かってしまった」
と藤沢則師。6着の結果にも悲観はしていない。

「1週前に強くやって当週は上がり重点で。これでテンションは抑えられる」
と続けている。

穴は前走が異様に強かったテイクアベット。勝ちタイムは1分22秒2。「粘り強いし、テンから行ったほうがいい」と湯窪師は再度の逃げ切りを狙っている。あとスーニは別定戦で斤量を背負う。それならインオラリオに巻き返しムードがある。

福島の七夕賞はぜひエクスペディションを狙ってみたい。昨夏の小倉で3連勝。それも楽勝の内容ばかり。小回りコースが合う、完全なサマーホースだ。

良血馬ファリダット一気差し

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.