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力勝負歓迎トウケイヘイロー

中山記念は古馬重賞にしては先行有利の度合いが強いレースである。

過去10年、逃げた馬の成績が[2-2-2-5]とかなり安定しているし、道中の位置取りで出走馬をグループ分けすると、複勝回収率は逃げ>先行差し>追込となっている。差し=中団からレースを進めた馬の複勝回収率は25%しかなく、人気上位になるレベルの馬でないと差しが届かないことがわかる。

もう一つこのレースの特徴として挙げられるのが、高齢馬の強さだ。通常の場合、この時期の古馬重賞は4、5歳馬のいずれかが成績最上位となり、6歳馬はそれより一段落ちることが多い。7、8歳となるとかなり苦しい。

しかし中山記念の場合、過去10年の優勝馬は4~8歳から各2頭ずつ出ている。また8歳馬の複勝率でも18・8%あり、全馬平均の22・1%とそう大差ない。これはかなり珍しいことなのである。
 

まず、逃げ先行馬有利ということで重要視したいのが◎トウケイヘイローだ。天皇賞秋では人気を大きく裏切ってしまったが、香港C2着で地力のあるところを見せた。

今の中山競馬場はかなりソフトに馬場を作っておりパワーも必要となるし、雨が降ると切れ味勝負の馬は苦しくなる。その点、ひどい馬場だった昨年の函館で重賞を連勝したこの馬はパワー勝負も歓迎だ。

○には高齢というほどではないが6歳ということ、そして先行タイプということでカレンミロティックを挙げておく。ただ、◎とは利害が一致しない面もあるので、◎-○の組み合わせを買うというよりは当日の馬場を見て◎か○のどちらかから流すというイメージだ。

○は有馬記念で先行馬としては唯一粘りを見せたが、当時はやはり馬場状態が響いた。中山がダメということはないが雨は降らないほうがいい。

また、◎が溜め逃げしたいタイプなのに対し○はフラットなラップを好むタイプ。○が力を発揮できる馬場だと今度は◎が苦しくなってくる。

▲にはマイネルラクリマを挙げておきたい。ハンデGⅢを使われ続けてきたのでどうしても斤量に泣いてきたが、グレード別定のここはハンデの不利益から解放される。1800mなら前につけることもできるだろう。あとはこれまでいい悪い以前に出走機会の少なかった中山が向くかどうかだ。

力勝負歓迎トウケイヘイロー

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