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坂をこなせばホウライアキコ

今年の阪神JFは、新潟2歳Sで強い勝ち方をしたハープスターと、その後に出世した馬の対決という構図になる。
新潟2歳S組はその後、当時2着のイスラボニータなど各馬がよく走っていて「レベルが高い」と言われている。確かにそういう手応えもある。

ただ、データ的にはハープスターも盤石というわけではない。
 

阪神JFは休み明けの馬があまり走らないレースで、中9週以上の馬は過去10年[0-1-1-14]。そのうち1~3番人気に推された馬が6頭いたのだが、その中からも2~3着馬が各1頭ずつ出ただけ。ちょっと物足りない。

夏の2歳重賞そのものを確信できないという面もある。過去10年新潟2歳S出走馬が暮れのGⅠに出走したケース(朝日杯FSも含む)は、[3-0-0-31]。ショウナンパントルが阪神JFを、マイネルレコルトとセイウンワンダーが朝日杯FSを勝っているが、回収率は複勝ベースで21%。GⅠ時点で5番人気以内だった馬に限定しても[2-0-0-5]。勝ち馬が出ているわけだから全否定することはできないが、絶対的な存在というわけではない。

それでは、ほかに買うべき候補はいるのだろうか?

過去10年の成績に戻ると、阪神JFは前走時のクラスをあまり問わないレースで、前走500万条件組からも4頭の勝ち馬が出ているし、新馬戦を勝ちたての馬も[1-3-3-11]と、連対率・複勝率ベースでは健闘している。

阪神コースが改修された2006年以降に限ると、前走距離は長いほうがよく、新馬・未勝利・500万条件から来た馬の取捨にはこの基準を用いるのが一番いい。
また前走オープン組を含めて1200m戦から来た馬はまったく馬券に絡んでおらず、1400m組もファンタジーSがあるにもかかわらず勝ち切れない傾向にある。昨年のローブティサージュはむしろ例外的な存在だ。

◎は前走がデイリー杯=1600mでレース間隔がハープスターより短いホウライアキコ。坂コースさえこなせればさほど差はないはずだ。

血統的に一発の魅力があるのは▲レーヴデトワール。半姉レーヴダムールは07年のこのレースで2着だった。この馬も潜在能力はありそうなのだが、2勝がともに京都の内回りという点だけがネック。それが問題ないなら◎○と同等の可能性を秘める。

坂をこなせばホウライアキコ

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