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牝馬グランプリエンゼル浮上

CBC賞は京都、阪神での代替開催を挟んだり、中京が新装オープンして、コースがまったく別ものになったり、施行時期が変わったりと、データ派にとっては取り扱いづらい条件が揃ってしまっている重賞だ。

 06年からハンデGⅢとなっていて(それまでは別定GⅡで冬の施行)、それ以前とそれ以降では、まったく別のレースでもある。

 よって、レースそのものをデータで扱うことは不可能に近いが、ほかのレースも含めた夏のスプリント戦全体に目を向けると、定番の傾向が思い出される。

 それは「夏の短距離戦は牝馬」である。サマースプリントシリーズが創設された06年以降、夏競馬の芝短距離重賞における成績は、牡馬、セン馬が勝率2・3%・連対率8・8%。それに対して牝馬は、実に勝率14・2%、連対率は20・1%となっている。

 それだけでなく、牝馬は回収率が単勝225%、複勝106%。穴を空ける馬も牝馬から出ている。

 今年、最初の夏短距離重賞・函館スプリントSは上位人気馬が牡馬ばかりだったが、最低人気の牝馬・ビスカヤが3着に食い込んで、3連単の高配当をもたらした。忘れかけているときこそ牝馬を狙わなくてはいけない。

 今回はサマースプリントのタイトルを目指し、▲ダッシャーゴーゴーも参戦するが、本命はなんとしても牝馬から選びたいところ。◎グランプリエンゼルだ。

 ヴィクトリアマイルでは17着と大敗したが、府中のマイル戦では仕方ないところだろう。その前は高松宮記念で、錚々たるメンバーを相手に僅差の6着しているし、夏場のGⅢ、しかもハンデ戦ならば、地力は上。

 ここまでのハンデを参考にすると、おそらく、この馬は54㌔で、悪くても55㌔。

 ダッシャーゴーゴーは軽くて58㌔、下手をすると59㌔(昨年の同レース優勝時が58・5㌔)。高松宮記念時より、最低2㌔は斤量差が広がるのだから、こちらから入るほうが自然だ。

 中京は、かなり時計がかかる馬場になったが、その点も、この馬にとってはプラス。この馬が重賞で好走しているのは洋芝か雨が降ったケースが多く、スピード一辺倒の馬が苦労する局面では逆に浮上する。

 牡馬では落馬後の一戦だが、○シゲルスダチを忘れずにおきたい。牡馬でも3歳ならば、ハンデは限定的。

 4歳以上の有力牡馬との斤量差という点では、この馬も有利な条件を得られる可能性がある。

牝馬グランプリエンゼル浮上

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