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展開不問のコディーノを選択

弥生賞といえば、堅い重賞の代名詞。昨年は9番人気のコスモオオゾラが勝ったが、基本的には上位人気馬から入ったほうがよいレースである。
 まして今年は、世代を代表するであろう素質馬が揃って、ここから皐月賞を目指す形になってきており、極端な波乱は望みにくい。
 とりあえず考えなくてはならないのが、コディーノとエピファネイアの比較。
 おそらくファンの印象がよく、人気になるのはエピファネイアのほうだろう。確かに、ここまで3戦3勝なのだから、本来、ケチをつけられるものではない。
 ただ、ここはあえて、コディーノのほうで行く手もあると個人的には考えている。
 理由は2つある。まず、エピファネイアはここまで3走、似たタイプの競馬しかしていないということ。
 新馬戦は上がり3ハロンが11秒6-11秒3-11秒1という形。自身の上がりは33秒5で、上がり2位の馬より1秒速かった。
 2走目は1000mの通過が64秒1で、上がりは11秒6-11秒2-11秒2(自身はトータル33秒7)。3走目は稍重で、1000mの通過が66秒0。レースの上がりは11秒5-11秒0ときて、最後だけ12秒0かかった。
 つまり、3走ともスロー↓上がり勝負なのである。新馬戦は加速していく上がりを後方がブッコ抜いたわけだし、シンボリクリスエス産駒でありながら、決め手に優れているというのは特筆すべき点だが、仮に弥生賞が前傾ラップから消耗戦になったら、どうなるかはわからない。逆に他馬はエピファネイアに未知の競馬をさせるべきだろう。
 2つ目の理由は、朝日杯組が意外に弥生賞で活躍していることである。過去10年で見ると、朝日杯組が(2・2・3・5)で、ラジオNIKKEI杯組が(3・1・0・5)。勝率・連対率だけだと、後者のほうが優秀なのだが、複回収率は125%と72%。明らかなマイラータイプでない限り、朝日杯組の2ハロン延長は気にする必要はない。
 また、コディーノは4走すべてで違うタイプの競馬を経験している。新馬では上がり勝負、札幌2歳Sではスロー寄りの平均ペース、東スポ杯では上がり4ハロン目が13秒1で、2ハロン目が10秒9というトリッキーなラップ、そして、朝日杯では完全な前傾ラップの消耗戦。朝日杯で僅差負けしたとはいえ、これだけの対応力があれば、展開には左右されないだろう。

展開不問のコディーノを選択

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