日刊大衆TOP 娯楽

人気に逆らえぬサトノアポロ

エプソムCを前走クラス別成績という切り口で振り返ると、特殊な傾向を持っていることに気付く。
 通常古馬のGⅢは、格上タイプが強いか上がり馬タイプが強いかのどちらかであることが多い。ハンデ戦などでは、前走準オープン勝ちなどの上がり馬タイプが強く、別定戦では前走GⅠ組などの格上タイプが強いといった具合だ。

 エプソムCの場合は格上タイプが強くなりそうに思えるが、過去10年(データ期間は以下同様)の前走GⅠ組は(0・1・0・13)とまったくの不振である。昨年もセイクレットレーヴ(前走NHKマイルC5着)が4着止まりだった。
 だからといって、上がり馬タイプが強いわけではない。前走準オープン組は(1・3・1・13)。しかも現在は安田記念の週から夏競馬になったので、4歳で準オープンを卒業したばかりの馬は降級して自己条件に戻ってしまう。イキのいい若手が減ることで、この組の成績は今後落ちる一方だろう。
 前走オープン特別組はというと、(2・1・4・41)。これまで7頭が馬券に絡んではいるものの、全部で48頭の該当馬がいることを考えると、成績としては不足気味。回収率も単勝60%、複勝40%と低水準だ。
 となると、ここで馬券の中心に据えるべきは前走GⅡ、GⅢ組ということになる。
 この組は扱い方がわかりやすい。エプソムCで4番人気以内になった馬は(7・5・2・8)。連対率は54・5%というかなりの高水準だし、回収率も単勝182%、複勝130%と十分な水準にある。一般的に人気上位馬は勝率・連対率・複勝率が高い代わりに回収率を伸ばしにくいものなので、こんなにありがたい話はない。
 一方、エプソムCで5番人気以下になった前走GⅡ、GⅢ組は(0・0・3・73)。もはや説明の必要はなく、この組で人気薄の馬は買えない。
 今回、前走GⅡ、GⅢ組で人気サイドになることが確実な馬といえば、◎サトノアポロと○アドマイヤタイシ、あとは▲ジャスタウェイといったところだろうか。
 前走の着順でいうと○は◎に先着しているのだが、○は「2着芸」とでもいうべきか、重賞5戦連続2着。
 1着を取りうる確率という面で◎を上位としたが、もちろん○が悪いというわけではない。むしろ馬連や3連複の軸としては○のほうが無難だ。

人気に逆らえぬサトノアポロ

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.