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中距離合うファタモルガーナ

これまでの七夕賞というと、出走してくる馬の臨戦過程として多いのはエプソムカップ、福島テレビオープン、目黒記念といったところだった。過去10年の前走レース別成績で見ても、着度数ではこの3レースが上位に来ている。
 しかし、今年は少々事情が変わってきた。まず東京開催→福島開催の組み方が変わり七夕賞が2週目、福島テレビオープンが4週目になったので「前走福島テレビオープン組」というのは物理的に存在しない。
 

 さらに今年はエプソムC出走馬にマイラータイプが多く、この臨戦過程の馬もほとんどいない見通し。つまり、ローテーション系のデータはまったく使えないことになる。
 そこで個別の前走レースではなく、前走クラス別成績という観点から考えてみたい。
 七夕賞はハンデ戦なので出走権さえ得られれば前走条件戦組などでも好走できそうなイメージがある。実際、昔はそうだったのだが、最近はそもそも出走権争いが厳しいのと、各馬の番組選択がうまくなったことで前走重賞出走馬が優勢になっている。
 連対率でいうと前走準オープン組が5・6%、オープン特別組が7・7%なのに対し、重賞組は19・2%。やはりレベル差は大きいことがわかる。
 しかも前走重賞組の回収率は単勝124%・複勝83%。GⅢ組に限れば単勝が215%・複勝134%となっている。
 ハンデ戦なので斤量減による激走馬がいるのかと思われそうだが実際にはハンデはあまり作用しておらず、福島への適性や展開が決め手となることが多いようだ。
 ◎はファタモルガーナ。ここ2走は長距離の重賞を使われステイヤーズSでは好走したが、血統的には中距離で走ってもおかしくない馬。
 セン馬になっているように気性面で扱いが難しいところがあるが、「輸送→1泊して競馬」という形が合うと見ての参戦なので、陣営の判断が生きることを期待したい。
 ○はダコール。能力的には明らかに上位なのだが後ろから来る脚質なので進路がふさがりやすく、前走も窮屈なシーンがあった。
 普通に考えると狭くて小回りの福島コースに替わるのは良くないが、必要ならばインに突っ込むことも躊躇しない丸田騎手のままでくれば馬券圏内に絡んでくる。ハンデも56㌔で据え置きになるはずだ。

中距離合うファタモルガーナ

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