日刊大衆TOP 娯楽

ダコールが新潟で新味を出す

新潟記念は、過去10年の1番人気馬が(0・1・0・9)と惨憺たる状況。それだけ波乱が期待されるレースなわけだが、「難しいレース」というよりも、「お客さんのほうがわざわざ難しくしているレース」と呼ぶほうが適当かもしれない。
 まず、新潟記念は前走条件戦組の活躍がそれほど多くない。過去10年で(1・3・0・28)だ。この組を全馬均等買いしたときの回収率は、単19%・複41%にすぎないから、「前走条件戦組は来たら諦める」くらいの扱いにしても問題ない。あるいは、めぼしい馬を△として押さえておけばいいだろう。
 

 新潟記念で中心となっているのは前走まったくの同クラス、つまりGⅢから来た馬で(9・7・9・83)。母集団として大きいので全体の回収率は伸びないが、馬券に絡む馬の8~9割はこの組なわけだから、ここを攻めればいい。
 しかも、前走GⅢ組は決して意外な馬ばかりが来ているわけではない。ハンデ戦だから前走で大敗しているような穴馬が来るのだろうと思われるかもしれないが、そんなことはない。過去10年、前走GⅢで1~5着だった馬は(6・5・5・31)で、全馬均等買い時の回収率は単勝116%・複勝124%で実はプラスである。
 昨年、新潟記念を7番人気で勝ったトランスワープも、その前走は函館記念1着。10年に新潟記念を5番人気で勝ったナリタクリスタルなども、その前走は小倉記念2番人気4着でそう悪い内容ではなかった。ハンデ戦だからということでお客さんのほうがわざわざややこしくしている、という構図がこれでおわかりいただけるだろう。
 今回の想定馬からは◎ダコールをとりあげたい。前走小倉記念は4番人気4着だったが、当時の1~3着馬が揃って出てこない情勢である。
 追い込み脚質ゆえ惜敗が多い馬だが、初コースの新潟が合う可能性もあり、そうなった場合はこの馬らしからぬ(?)差し切り勝ちまで見えてくる。
 ○は七夕賞2着のトレイルブレイザー。ドバイ遠征での2戦は正直かなり深刻な負け方で、帰国後もスランプが続くかと思えた。しかし、いざ走ってみたら58キロを背負っての重賞連対。やはり別定GⅡを勝っている馬の底力は違う。
 ハンデは増えても58・5キロまでだろうから、今回も前走同様の好走が期待できる。

ダコールが新潟で新味を出す

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.