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持ち歌&歌唱力を全公開!政治家30人永田町紅白歌合戦 vol.01

[週刊大衆12月23日号]

盛り場に、サラリーマンの歌声が響く季節になってきた。
一年の憂さ晴らしもよいが、得意先との忘年会では、歌の上手い下手が取り引きに影響するケースもあるという。
「政治家もしかりです。カラオケが流行りだした当時、自民党の議員らは移動の車の中で懸命に練習していました。議員にとって酒席でのカラオケは、有効な票集めの手段。後援者との距離を縮め、人間関係を密にすることができるんです」(政治評論家の浅川博忠氏)

一方、与党の座から引きずり降ろされて早1年、民主党議員の場合、「食事の誘いがあってもたいていは昼」(前同)。

そもそも、民主党議員の多くは後援会の地盤がしっかりしておらず、「2次会でカラオケを歌うほどの人間関係が存在しない」(同)という。

これはつまり、カラオケの優劣が選挙結果や政局に関係してくるということ。
"天下国家はカラオケ次第"とは言い過ぎかもしれないが、「政治家と歌」は考察に値するテーマだろう。

そこで本誌は、有力政治家の持ち歌と歌唱力を徹底取材。
大晦日に放送される紅白歌合戦の「永田町版」とシャレこんでみた。

紅組は与党陣営。発足から1年が経過しても高い支持率を維持する安倍政権のキーマンたちと、連立与党を組む公明党の面々。
白組は、自民党内で安倍首相との関係がギクシャクしている面々と、野党の実力者が揃い踏み。
両組に、いまだに政局に影響を及ぼす"生臭OB"が助っ人としてエントリー。

たかがカラオケと言うなかれ。
来年の政局を睨む誌上「紅白歌合戦」の始まり始まり~。

まず紅組トップは甘利明経済財政担当大臣。
「"声は松山千春、顔は細川たかし"が、甘利大臣の持ちネタ。歌は上手で、声マネするときは松山千春の『大空と大地の下で』、顔マネするときは細川たかしの『北酒場』という芸達者です」(全国紙政治部記者)

対する白組のトップバッターは古賀誠・元自民党幹事長。
昨年、政界を退いた身ながら宏池会の会合に顔を出し、安倍政権打倒の檄を飛ばす曲者だ。
「古賀先生は、あの顔で村田英雄の『花と竜』ですからね。若手は近寄れませんよ……」(自民党関係者)
迫力はあるが"怖い"ので減点。

紅組の2番手には早くも大物の麻生太郎財務大臣が登場。
着メロは『君が代』だというが、米『ウォールストリート・ジャーナル』誌に"ギャングスタイル"と評されたファッションに身を包み、国歌斉唱している姿は少々違和感が。

麻生事務所に確認すると、「(カラオケには)ほとんど行かないので、本人はコメントできないと思いますよ」との回答。
「麻生先生の場合、歌よりも前奏で何をしゃべるかが注目されています。何かまた失言するんじゃないかと(笑)、周囲は興味津々ですよ」(前出・自民党関係者)

来年も"殿様"麻生氏のご乱心が政権最大の爆弾になりそうだが、意外や、空気を読む能力に長けているのが安倍晋三首相とか。
「宴席でもそうです。カラオケは好きじゃないようですが、拒み続けると場の雰囲気が壊れますからね。そこは空気を読む達人の安倍先生のこと、いつも1曲だけ披露するんです」(前同)

それが、ザ・ワイルド・ワンズの名曲『想い出の渚』。
音程も外さずテンポもよいというが、「日本を取り戻す」が「イッポンを取りモロス」にしか聞こえない滑舌の悪さが減点対象か。

続いて紅組の女性陣を紹介しておこう。
安倍政権の女性三役としてライバル関係にある高市早苗政調会長と野田聖子総務会長。
「高市先生は、小泉今日子の『あなたに会えてよかった』を振り付きで熱唱します。歌も上手で振り付けも様になっているんですが、そのぶん、キョンキョンとのギャップが目立ちすぎて、ちょっと……」(同)
どうやら賛否両論の様子。

白組の野党陣営からも「あんたは『安倍さんに会えてよかった』だろ!」と、国会並みのヤジが飛びそう。

一方の野田総務会長の持ち歌は、学生時代からファンだったという郷ひろみの『よろしく哀愁』。こちらは、「後援会でかなり歌い慣れている感じがします」(夕刊紙記者)と高評価。

続いて白組の反撃。手ぐすね引いて待ち構えていた石破茂幹事長が登場。
与党幹事長ながら、安倍首相との関係はギクシャク。
デモをテロにたとえた失言も挽回したいところだが……。
「持ち歌は大ファンだったキャンディーズの曲。A面の曲は全部歌えるそうです。特に『春一番』がお好き。ただ本人に言わせると、"ノリがいいのは『春一番』だけど、名曲という意味では『やさしい悪魔』"だそうです。あのドヤ顔で白目をむきながらキャンディーズを歌う姿、想像してみてくださいよ……」(前出・政治部記者)
見てみたい気もするが。

続いて白組は小泉親子を投入。
父の小泉純一郎・元首相は一連の「脱原発」発言で、安倍政権にとっては"目の上のタンコブ"状態。
そんなご隠居宰相の十八番は、首相時代からファンだと公言しているXJAPANの『Tears』。
「息子の小泉進次郎は、野党時代に"いまの自民党に相応しい歌"として山崎まさよしの『ワンモアタイム、ワンモアチャンス』を歌っていました」(前同)

昨年9月の総裁選で石破陣営についたため、安倍周辺からにらまれていた進次郎氏だったが、「安倍周辺は取り込みを図り、9月末に復興大臣政務官のポストに就けました。ところが、親父さんの脱原発発言で、また微妙な立場に立たされています」(同)

脱原発が政局になれば、一気に自民党主流派になる可能性も秘める進次郎氏。
"ワンモアチャンス(もう一度チャンスはある)"と歌いあげる姿に、紅組陣営は戦々恐々か。

12月16日公開のvol.02に続く・・・。

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