日刊大衆TOP 社会

反日同盟決裂!中国と韓国「醜悪バトル」修羅場 vol.01

[週刊大衆12月09日号]

反日タッグを組み、極東アジアの覇権を目論む"中韓同盟"なるものが、いま独り歩きを始めている。
「ここ半世紀、北朝鮮を巡って丁々発止の駆け引きを繰り返していた中国と韓国。それが、ここのところ、なぜか"中韓蜜月時代"に入ったといわんばかりに、その親密ぶりを盛んにアピールしています。これで極東アジアの勢力図は、にわかに一変。多くの日本人が、安倍政権の前に巨大な"中韓の壁"が万里の長城のごとく、そそり立ったと感じていることでしょう」(全国紙政治部デスク)

実際、安倍政権に当てつけるかのような両国の急接近ぶりは、最近、加速度を増している。

まずは、6月末――。
今年2月に大統領に就任して以来、中国に熱い視線を送り続けていた韓国の朴槿恵大統領が、念願かなって訪中を実現させた。
「ここで中国の指導者・習近平国家主席から下にも置かぬ歓待を受けるや、朴大統領は日本が悪者と言わんばかりの発言を重ねた。"域内国家間対立の原因は日本の歴史観のせいだ"と批判したかと思えば、習主席主催の昼食会では"ハルピンに伊藤博文暗殺犯の安重根の記念碑を建設したい"と言い出す始末。中韓の関係強化のため、日本がダシに使われたようなものです」(前同)

その1カ月後には韓国海軍の参謀総長を習主席のもとに派遣。
同盟の証として"禁断"の中韓軍事協力の協議までやってのけたのだ。
「ここでも、中国側は参謀総長を軍事機密である最新鋭潜水艦に乗せるなど、大歓迎でした。韓国国民やメディアは"両国の軍事面での成熟を示す"と大喜びでしたよ」(防衛省関係者)

一方、韓国からラブコールを送られた中国にとっても、これ幸いのタイミングだったようだ。
「昨年11月の実質的な習近平体制発足以来、南シナ海や尖閣諸島の領有権をめぐって、東南アジア各国や日本と一触即発の緊張関係が生まれていました。アジアで親中路線を明確にしているのは北朝鮮だけとなり、中国は孤立感を深めていたんです」(前同)

そんな窮地の中国がゆえ、韓国のラブコールに応じたというわけだ。
超大国といえど、孤立は避けたい。

だが、所詮は"にわか反日同盟"。
両者の関係は、ひと皮めくれば、蜜月どころか、決して相容れないものだ。
元駐日韓国公使で、『統一日報』論説主幹の洪榮氏が言う。
「日本では"韓国国内で反日が渦巻いている""朴槿惠大統領は親中で反日だ"と考えている方がとても多いんですが、それはあまりに短絡的です」

洪氏はその理由として、国家が持つ根本的な価値観の共有について言及する。
「日本では、韓国で起きた反日的な出来事は、どんな些細なことでも報じられます。しかし、たとえば高校生が学ぶ第二外国語に日本語が含まれ、世界で一番、日本語が学ばれている国でもある韓国に広く浸透している親日的なものは、ほとんど取り上げられません。韓国と日本は基本的に自由民主の価値と制度を共有している一方、中国は共産党の一党独裁国家です。そもそも価値観の異なる中華帝国主義と韓国が、一体になることはあり得ません」

韓国と中国が接近している根底には、それぞれが自国の利益のため、政治同盟的な基軸を構築したい思惑がある。
「そこには北朝鮮という国家の存在があります。北の脅威を常に抱えている韓国からすれば、北朝鮮の"親"である中国の存在は無視できないし、中国と近づく=利用することで自国の価値も引き上げられる。中国からすれば、北朝鮮という国は、自由民主主義に対する防波堤であり、韓国をコントロールするうえでの重要なカードです。要は、アジアおよび世界の覇権争いの中で、両国は腹の中では別のことを考えながらも、手を握っている状態なんです」(外務省関係者)

顔で笑って、相手の足を踏む――そんな風刺画が目に浮かぶが、事実、ここにきて両国間にトラブルが多発している。
「一つは環境問題です。その象徴、PM2・5が両者の間に亀裂を生むことになりました」(在ソウルの日本人特派員)

韓国の首都圏では、驚異的なスピードで大気汚染が進んでいる。
PM2・5よりも粒子が大きいPM10の濃度が、昨年の3回から今年はすでに19回も基準値を超えている。
「韓国の『朝鮮日報』が"大気汚染物質の40%は中国から飛来"と指摘するや、韓国メディアが一斉に"中国の黒い災い"と報じ、連日の非難大合唱となったんです」(前同)

12月03日公開のvol.02に続く・・・。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.