日刊大衆TOP 社会

30代独身女性を貪る「結婚マンション詐欺」極悪手口 vol.01

[週刊大衆03月31日号]

30代独身女性を狙った、卑劣な詐欺の実態が明るみになった。
「2月26日、独身男女12人が、東京地裁に元交際相手や、その勤務先の不動産関連会社などを相手取り、総額約2億円の損害賠償請求をしました。集団訴訟の内容は、婚活サイトで知り合った相手から勧誘され、投資用マンションを不当に購入させられたというものです」(全国紙記者)

事件を取材した記者は、こう語る。
「原告12人のうち、10人は30~40代の独身女性。取材を進めるうち、結婚を焦る女心をもてあそんだ悪質なデート商法であることが、浮かび上がってきました」

女性の結婚願望につけ込み、莫大な借金を背負わせるという極悪なマンション業者。

今回、本誌は、その元幹部・X氏との接触に成功。
卑劣すぎる手口の全貌を聞き出した!

X氏は語る。
「まずは、『○○パートナー』や『○○ドットコム』といった既存の婚活サイトに、マンション販売会社の社員が個人的に登録します。年齢や年収といった条件から交際希望相手を検索できる機能があるんですが、それを利用して、結婚を焦る"30代以上""看護師・教師・公務員"など手堅い職業、年収はマンションを購入可能な"500万円以上"の女性を絞り込みます」

実際の社員の男は20代が多いのだが、「ターゲット女性に見合うように年齢をかさ上げし、条件も"大卒・年収1000万円以上"と詐称するんです」(前同)

ただし、基本的に美男子は登録しないという。
「嫁に行き遅れたオバサン相手に、美青年が猛烈アプローチをしてきたら、サクラかセールスだろうと、女性側も警戒する。どこにでもいそうな平凡な見た目の男のほうが、騙しやすいんです」(同)

そして、女性がデートの申し込みを承諾すれば、いよいよご対面。
好感触なら、2回目のデートで早くも、「源泉徴収票見せて。そんなに税金払っているなんて、もったいない」「2人の将来のための資金作り」などのセリフで投資用マンションの購入を勧めるという。

もちろん、マンション販売会社の社名も、その社員であることも隠したままだ。

デートは最多で5~6回。
それでも購入しなければ見切りをつける。

また、トラブルを起こすと当局に目をつけられるため、肉体関係を持つケースは例外的だ。
「結婚するまでは清い関係でいよう」「大切だから簡単には手を出せない」などと誠実な男性を装い、女性をその気にさせる。

こうした手法が、女性側に「マンションを買えば、もっと関係が深まり、結婚できるかもしれない……」という期待感を抱かせるという。

そのうえ、月々のローンの負担額を少ないように見せかけ、購入を後押しする。
「うちの業者で販売した物件の平均価格は約2600万円。35年ローンを組ませるが、賃貸に出して、家賃収入を得られれば、毎月の支払いは数万円で済む。そのため、1人で4戸も購入、総額1億円以上の契約をした女性も過去にいた。一方、男はデートでご馳走しても10万円かからない。まさにボロ儲けだよ」(前出・X氏)

だが、売りつけられるのは郊外のマンションなど人気のない物件ばかり。
当然、借り手など見つからず、月々の支払いは十数万円にハネ上がる。

結婚するはずだった男も、契約後はパッタリ音信不通に。
夢破れ、残るのは借金漬けの独身生活だ。

03月30日公開のvol.02に続く・・・。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.