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【武豊】心許せる先輩がついに調教師に!

 

ちょっとビックリするようなニュースが飛び込んできました。

2000年にシンダーで英国ダービーと凱旋門賞を制するなど、世界を舞台に活躍したアイルランドの名ジョッキー、ジョン・ムルタ騎手が引退を発表しました。最近になって体重の管理に苦労しているという話は耳にしていましたが、それでも初めて聞いた時は、

ウソやろう?

と思わずつぶやいたほどです。だって、彼の誕生日は、1970年5月14日。僕は1969年3月15日。年齢は僕より一つ下。その彼が先にやめるとは思ってもいませんでした。

フランキー(ランフランコ・デットーリ)、オリビエ(ペリエ)、ミルコ(デムーロ)らとほぼ同世代で、ジョッキーの祭典レースがあると、世界中どこへ行っても必ず顔を合わせる仲間の一人。11年に行われたWSJSでも見事に逆転優勝を果たしています。

彼は昨年、調教師免許を取得。17歳になった娘のキャロラインが見習い騎手としてビュー……。点と点を結ぶと、なるほどと思わなくもありませんが、それにしても、寿命が5秒ほど縮まる驚きのニュースでした。同時に、いつか、ムルタ調教師が育てた馬に僕が騎乗して海外のビッグレースに挑戦できるかもしれないと思うと、わくわくするような気持ちにもなります。

厩舎開業のニュ―スは日本からも届いています。

美浦では奥村武先生、武井亮先生の2人。栗東では飯田祐史先生、高橋康之先生、中内田充正先生、森田直行先生、そして我らが石橋守センセイの5人です。

小さい頃から知っていて、ときには心を許せる最高の友であり、ときには頼りになる(?)先輩でもあった石橋さん。その石橋さんをセンセイと呼ぶのは、なんだかとても不思議な感じがしています。

「豊も幸四郎も、オレのことは絶対にセンセイと呼ぶなよ」
「わかってますって、センセイ!」
「だから、センセイって呼ぶなって言ってるやろう」
「ですよね、センセイ!」
「ほら、また?」

まるで漫才のようなやりとりです。

パソコンとは無縁で、持ち歩くのはいつもメモ用紙。無骨で、心優しくて、誰からも好かれる石橋さんは、きっと、馬のことも、スタッフのことも、騎手のこともわかってくれる最高のセンセイになるはずです。

なんとか、石橋さんに1勝を!

気合いを入れて臨んだ初陣、3月1日の最終12レース、シゲルモトナリは3着に終わりましたが、これからも石橋さんへの思いは変わりません。レース前には、「お願いします」。レース後は、「ありがとうございました」。この2つのあいさつは、調教師の先生に対する僕の礼儀なので、変えることはできませんが、いつか、GⅠの勲章を手にしたときは、無礼講で、朝まで飲み明かしましょう。ねぇ、石橋センセイ!

【武豊】心許せる先輩がついに調教師に!

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