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エッフェル塔反対派

[週刊大衆05月05日号]

パリのエッフェル塔が完成したのは1889年。
フランス革命100周年の記念を兼ねた、パリ万博のシンボルとして建設されました。

以来125年、2億人を優に超える観光客を集めたエッフェル塔は、パリに不可欠な名所として認知されるようになっています。

しかしこの塔、最初からパリ市民に歓迎されたわけではありません。
反対する声もかなり強かったようです。

反対派は「パリの美しさをぶち壊す」「無用にして醜悪」と建設中止を訴えました。

確かに、反対派の言い分にも一理ありました。
塔は、伝統的な建物が並ぶパリの街では異質のデザインだったし、当初は使用目的もないただの鉄塔でした。

電波塔としての役割を与えられるのは後のことです。

反対派の急先鋒が作家のモーパッサン。「工場の煙突のように滑稽(こっけい)で、薄っぺらな横顔を見せる、巨大で不格好なガイコツ」と、エッフェル塔を罵倒しています。

ところが、塔が完成すると、彼は頻繁に塔内のレストランに通うようになります。

それを不思議に思った記者が、「あれほど嫌っていたのに、なぜ行くのか」と尋ねました。

これに対するモーパッサンの答えは?

答えはココを押す! 答え :「このいまいましい塔を見ないですむ場所は、ここだけだ」

出題:浜川卓也

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