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「やる気のある者は去れ!!」タモリゆるモテ処世術vol.1

[週刊大衆07月23日号]

7月21、22日に放送される『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系、午後6時半~)の総合司会にタモリ(66)が決定した。

タモリが総合司会を務めるのは87年の1回目以来、25年ぶりのこと。
「『笑っていいとも!』は今年、放送30周年を迎えます。今回の27時間テレビは、同番組を中心とした"スペシャルな内容"になりそうです」(テレビ誌記者)

確かに、制作会見には、名物の100キロマラソンを走るSMAPの草彅剛や中居正広、爆笑問題、笑福亭鶴瓶らの"いいともファミリー"が勢揃い。
「問題は、その"スペシャルな内容"なんです。コラボ企画で番組を盛り上げたあと、"『いいとも』打ち切り!"という"サプライズ"が飛び出すんじゃないかと、放送前からテレビ関係者の間で、関心が高まっています」(前同)

つまり、タモリの総合司会起用は、『いいとも』打ち切りの花道というわけだ。
そんな噂が流れるのも、タモリが
「ここ何十年も徹夜してないから不安。自分でやるといったものの、キツイかな……」
と会見で弱音を吐き、中居から
「(マラソンに燃える)草彅君の熱さを下げて、タモリさんの冷めた感じを上げる温度調整役ができればいい……」
という助け舟を出されたこととも関係がありそう。

「ただ、そこがタモさんのいいところ。自然体で決して無理はしない。いまのニッポン、無理に頑張っている人が多いから、そんなタモさんを見て、どこかホッとするところがあるし、逆に、正直に弱音を吐けるタモさんが羨ましいんですよ」(構成作家)

今回囁かれる『いいとも』打ち切りの噂について、フジテレビ関係者がいう。
「打ち切り説が流れるのは毎年のこと。いわば、"恒例行事"ですよ。それに『27時間テレビ』は、フジが総力を挙げる"お祭り"ですから、その大事な番組を捨て石のように扱うはずがありません。もちろん、噂のせいで関心が集まり、『いいとも』も視聴率が取れたら、いうことありませんが(笑)」
ともあれ、冠番組の打ち切り説が流れるだけで、これだけの騒動になるのは、やはりタモリが大物である証しなのだ。

『いいとも』のみならず、司会を務める『タモリ倶楽部』(テレ朝系)、『ミュージックステーション』(同)は、いずれも20年を超える長寿番組。
しかも、ビートたけしや明石家さんまとともに"お笑いビッグ3"といわれて久しい。
しかし、大物感があるかといえば
「番組中に若手芸人から"やる気出してください"と、たしなめられることもしばしば……」(スポーツ紙芸能記者)
だとか。

しかも、そのとき彼の口を衝いて出た名(迷?)言が"やる気のある者は去れ"。
「そんな"ゆるさ"も若手に慕われ、視聴者に受ける要因なんでしょう」(前同)
"俺が俺が……"の芸能界で、なぜか、いまだにトップに君臨するタモリ。その不思議な魅力と、その処世術の極意とは。

芸能評論家の金沢誠氏は、こう分析する。
「サラリーマン社会に喩えると、出世欲がなく、趣味に生きる社員みたいなイメージですね。ただ、その生き方がどこかカッコよく、取引先から、"いいよなあ、君は……"なんて羨ましがられ、結果、営業成績が上がって、自然のうちに出世していくそういうタイプですね」
つまらなくても、我慢して笑顔を作るタイプではないという。
「タモリさんが銀座のクラブで、某ローカル局のトップと一緒に飲んでいるところを目撃したことがあります。どちらが接待していたのかまではわかりませんが、タモリさんは、そういう席が苦手だったんでしょうね。辛い感じに見えましたから……」(テレビ局関係者)

その一方、趣味の古地図を持って町歩きする『ブラタモリ』(NHK)では、いわれてもいないのに突然、往年の一発芸、イグアナのモノマネまで披露し、張り切る一面も。
そんなタモリに触発されるファンは多い。
新宿歌舞伎町のスポーツバー『UNGRa(アングラ)』のオーナー・佐藤裕丈さん(40)は、熱っぽく話す。
「初めてタモリさんをテレビで見たときには"なんだ、コイツは……"という印象でした。"お笑いビッグ3"といわれるようになっても、まったく努力しているように見えませんでしたからね」

だが、それこそが、この大物芸人の魅力。

07月19日公開のvol.2に続く・・・。

 

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