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韓国旅客船の沈没事故まとめニュース

連日、ワイドショーで取り上げられている「韓国旅客船沈没事故」事件。「あまりにも情報が錯綜し、何が何だかよくわからない……」そんなお父さんのために、改めて事件の概要を簡潔にまとめてみたい。

4月16日午前9時頃
・韓国のフェリー「セウォル号」が謎の転覆
韓国・仁川から出港した「セウォル号」が珍島沖で転覆した。乗員、乗客470人以上(修学旅行中の檀園高校2年生325人含む)、車両150台以上。

・原因は船の構造や船員のミスか
事故発生時、特に障害物などはなく、強風も吹いていなかった。しかし、乗客によると「ドン」という音が聞こえたとのこと。
「もともとセウォル号は、日本製のフェリーを改造したものです。高さを増設したため、バランスに問題がありました。そこへもって、荷物を超過した上に、積んだ車両やコンテナをしっかり固定していなかったので、ド~ンと動いてしまった。船員の操舵ミスも加わり、右へ旋回して傾斜。転覆したようです」(船舶に詳しい軍事評論家)
また、運航会社の清海鎮海運は、故障や衝突など事故を頻発していたことが判明している。

4月18日
・船首部分も水没し、完全に沈没
懸命な引き揚げ作業も難航。海面に出ていた船首の部分が沈み、完全に沈没した。また、この日、修学旅行を引率し、救助された檀園高校の教頭が、自責の念から山林で首吊り自殺。

・300人以上が悲劇に……
死者、行方不明合わせて302人に上る。一方で、29人の乗務員のほとんどが救出。死亡したのは、最後まで避難を呼びかけるアナウンスをしていた女性乗務員だった。

4月19日
・操船に携わった乗務員を逮捕
乗務員の避難誘導の不手際、運航会社の管理体制などの批判が集中するなか、船長と事故当時に操船していた3等航海士、操舵手が逮捕される。

・日米各国の支援を拒絶
日本やアメリカは当初から支援を申し入れていたものの、韓国側が断ったといわれている。これらを含め、政府の対応に被害者家族らは猛反発。「今回の事故では、韓国の対応、命令系統があまりにもお粗末でしたね。有事の際にこれではどうしようもありません」(前出・軍事評論家)

・運航会社オーナーは資産236億円の宗教家
検察当局は、清海鎮海運の実質オーナーの関連会社や宗教団体などを家宅捜索。京都生まれの同オーナーは、新興宗教を主宰していた。かつて、信者の集団自殺に関係し、懲役刑の判決を受けている。

4月23日
・悪質メッセージの投稿者を摘発
事故後、家族のメールやSNSなどに、行方不明の高校生を名乗って救助を求めるメッセージが多く書き込まれた。警察は、携帯の利用記録を調査し、行方不明者になりすましたニセモノであるとして捜査。23日、12歳の少女3人らを摘発した。

4月26日
・乗組員15人を逮捕。米海軍の支援を受諾
捜査本部は乗組員4人を新たに逮捕。これまでの逮捕者も含め、操船に関係した15人を全員逮捕した。また、事故後10日経ち、韓国政府はようやくアメリカ海軍の支援を受け入れた。

4月27日
・首相が辞任するも、国民の反応は冷やか
鄭烘原首相は、今回の事故における政府の対応への批判に対して責任を取る形で辞意を表明した。

4月29日
・沈没時の映像が公開
沈没した際の生々しい映像が公開された。一方、檀園高校の地元の焼香所では朴槿恵大統領が訪れ、周りからは怒声が飛んだ。

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