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これが大人の武闘作法だ! ビートたけし「最強ケンカ伝説」 vol.1

[週刊大衆08月20・27日合併号]

1980年代の漫才ブームから現在まで、常に日本テレビ界のトップに君臨し続けるビートたけし(65)。

「民放全局にレギュラー番組を持ったタレントは過去にもいますが、現在のたけしは、そのすべてがプライムタイムの冠番組で、しかも放送期間が長期にわたるものが多い。こんな例は過去になく、今後、この記録を塗り替えるタレントは出てこないでしょうね」(芸能評論家・金沢誠氏)

その影響力は芸能界にとどまらず、スポーツ、映画、アート、政治の世界にまで広く及ぶ。映画監督・北野武としては、今秋10月に『アウトレイジビヨンド』も公開予定で、いまや全国民が、たけしの一挙一動に注目しているといっても過言ではないだろう。

それでも、その芸人人生は決して順風満帆だったわけではない。「フライデー殴り込み事件や生死の境をさまよったバイク事故など、誰もが"もうダメだろう"と思うほどの修羅場も経験しています。しかし、いつも驚異の危機突破力で逆境を切り抜け、よりパワーアップして帰ってくるのが、たけしたる所以です」(芸能記者)

先日、双葉社より出版された『我が愛と青春のたけし軍団』(ガダルカナル・タカ監修)には、その強さの秘密は、たけし一流の"ケンカ術"ともいうべき危機突破力にあることが、多く記されている。

たとえば、こんな話がある。
85年、たけしが『スーパーJOCKEY』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』『風雲!たけし城』『ビートたけしのスポーツ大将』など、いまも伝説の多くの番組を抱えていたときのことだ。

たけしと軍団のメンバーが新宿のクラブに飲みに行くと、ある知り合いから、「たけしさん、警察動いてるよ」といわれたのだという。なんでも、"あれだけ寝ないで仕事しているのは、絶対に覚醒剤をやっているに違いない"と、警察が疑い始めていたというのだ。

しかし、このときのたけしは次のように語って、タカらを驚かせたという。「そんな噂が出てるのか。おもしれーな。じゃあ、もっと寝ないほうがいいな。1日1時間寝ればいいや」そして、それまで以上にパワフルになり、寝なくなったというのだ。

「漫才ブームを巻き起こした"赤信号みんなで渡れば恐くない"などの"毒ガス標語ネタ"に象徴されるように、あらゆる予定調和にケンカを売り、それを笑いに変えてきたたけしは、私生活でも、こうした生き方を貫いてきたんでしょう」(前出・芸能記者)

ちなみに、実際のケンカにおいても、たけしの強さは"芸能界一"と噂が立つほど。

「数年前、バラエティー番組で芸人同士の柔道やレスリングが流行ったことがあり、これに興味を持ったたけしは、ある日、自宅に軍団や腕に覚えのある芸人を集めて戦わせたんです。そして、最後に勝ち残った者に自らが立ち合うことになったんですが、たけしは体格に勝る相手の突進に、頭突きをぶちかましてノックアウト。"な、これが一番なんだよ"と笑っていたそうです」(前同)

また、かつて太田プロに所属していた時代のたけしを知る関係者は、こう明かす。「新宿や四谷で遊んでいるときに、よくチンピラに絡まれて、ケンカに巻き込まれたそうです。そのときも"頭突き"を得意技に負け知らず。ただ、"絶対にこちらからは手を出さない"というケンカ作法があって、自分から仕掛けることはなかったそうです」

そんなたけしのケンカの強さは、86年に起こしたフライデー殴り込み事件で、世間にも強く印象づけられたのではないだろうか。

当時、つき合いのあった"おネエちゃん"が、フライデーの記者に強引な取材を受け、ケガをしたことに激怒。軍団を引き連れて編集部へ話し合いに行ったところ、大乱闘となって、たけし一行は現行犯逮捕となったのだ。

「それまで、たけし本人への尾行や家族への執拗な取材攻勢には、"スキャンダルでもなんでも取材させてやるよ。堂々といらっしゃい"などとギャグまじりに話して、我慢をしていたそうです。しかし、周囲の者がケガをさせられては、さすがに堪忍袋の緒が切れたのでしょう」(芸能記者)

もちろん暴力はよくなかったが、そこに至るまでに"絶対に自分からは手を出さない"という、彼流の"ケンカ作法"を貫いていたのである。

08月18日公開のvol.2に続く・・・。

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