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細川護熙元首相VS舛添要一元厚労相「原発都知事選」壮絶舞台裏 vol.02

[週刊大衆02月03日号]

この舛添氏、自民党政権時には厚労相などの要職を任されたにもかかわらず、民主党に政権交代して自民党が与党の座から転落すると、下野するや後足で砂をかけるように離党。新党の代表におさまり、当時の谷垣自民党と対峙したのはご存じのとおり。
「自民党内には【あんなヤツは応援したくない】との声がいまだ根強く、石破幹事長が説得に回っています。実際、候補者選びの過程で、安倍首相は【女性都知事がいいな】と漏らし、村木厚子厚労省次官や斎木尚子外務省審議官に出馬を打診していたようです。ところが、両氏の回答はノー。候補を立てられず困っていたら、最近めっきり影が薄くなった小池百合子さんが手を挙げた。ただ、小池さんが立候補すると、彼女の抜けた議席が4月の消費税増税後に補選となる。議席を失う可能性もあり、安倍首相周辺が待ったをかけたようです」(前同)

ことほどさように、自民党が舛添氏の推薦を決めるまでには、紆余曲折があったようだ。
ちなみに、自民党都連は87年以来、都知事選に推薦候補は出していない。

03年以降は、現職で元自民党衆院議員の石原慎太郎氏と後継である猪瀬直樹氏は"支援"どまりだった。
「事前に党が実施した世論調査で、舛添さんが最有力という結果が出たため、与党の面子と勝ち馬に乗りたいという計算から、推薦を決めたというのが実情」(自民党中堅議員)

安倍自民にとって、首都決戦で与党が負けるダメージは計り知れない。
それがここにきて、強力対抗馬となる細川氏の立候補宣言で、「舛添で逃げ切る」の計算に狂いが生じてきているのだ。

一方、後出しジャンケンで、本命視されていた舛添氏との対決に打って出た細川陣営の内情はどうなのだろうか?

その命運を握るのはやはり、後見人となった小泉氏その人のようだ。
「小泉氏は、"2つの怨念"に突き動かされていると見られています」(政治評論家・浅川博忠氏)

1つは、昨年、小泉氏自身がブチ上げた脱原発。これが結局、大きなうねりとはならず消化不良に。
「負けず嫌いの小泉氏のこと、"いつの日か"と胸に秘めていたんです。そこに細川氏から脱原発共闘の話があり、リベンジのチャンスと飛びついたんです」(前同)

2つ目は、安倍首相に対する怨念だという。
先の小泉脱原発発言の際、安倍政権周辺では「現役でもないのに無責任なことを言うな」の声が蔓延。

安倍首相も「(小泉発言は)無責任だ」と、非情に斬り捨てたのだ。
「そんな安倍首相に、小泉氏は"誰がここまで引き上げたと思っているんだ"とか"先輩に対して失礼千万だ"の気持ちがありあり。それが今回の小泉氏一連の脱原発(反安倍)発言であり、細川氏との決起へと繋がったんです」(同)

02月02日公開のvol.03に続く・・・。

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