日刊大衆TOP 社会

小泉純一郎・細川護煕・小沢一郎老将3人「極秘サロンの正体」 vol.1

[週刊大衆11月25日号]

"政界3妖怪"が、永田町を大きく揺るがせている。

「"あの人はいま?"と言っては失礼ですが、表舞台から消えた老将たちが、ここにきてクローズアップ。政界に激震を起こしています」(全国紙政治部デスク)

その3妖怪とは、小泉純一郎・元首相(71)と細川護熙(もりひろ)・元首相(75)。
そして、小沢一郎・生活の党代表(71)の3人だ。
「彼らは、揃って"脱原発"を声高に標榜。当初は、ご隠居たちの単なる戯言として片づけられていたが、ヒョッとしたら大奔流になるかもしれない、と強く警戒され始めたんです」(前同)というのも、近い日、この3老将が、脱原発で堂々と結託。わが世の春を謳歌する安倍政権打倒で一致して立ち上がる、との緊迫情報が、まことしやかに語られ始めたからだ。

まず、口火を切ったのは小泉元首相。
「8月26日、それは突然に開始されました。政界を引退し、趣味のオペラ鑑賞やゴルフに明け暮れていた小泉氏が、唐突に脱原発宣言したのを、毎日新聞が報じたんです」(自民党中堅議員)
こうした発言は、原発再稼働を推進する愛弟子・安倍晋三首相を真っ向から斬って捨てる所業。「すわ、倒閣か!」の声が、一斉に湧き上がった。

以後、小泉氏の脱原発発言はエスカレート。
「大きな転機が、この大震災(東日本大震災)でやってきたと捉えたほうがいいと思うんです。原発を止めるタイミングはいましかない」(10月16日=木更津)
さらに、「政治が早く、将来、原発ゼロにしようという目標を打ち出せば、多くの国民がどんどん協力すると思います」(11月3日=横浜)と、安倍政権に一大政策転換を迫ったのだ。

ベテランの政治記者が言う。
「9月27日に、みんなの党の渡辺喜美代表と4時間にわたって脱原発会談。また、ただとも先月29日、吉田忠智・社民党新党首と面会し、脱原発を掲げる同党を"勇気のある決断をした"と絶賛。野党を巻き込み、一大勢力を結集しつつあります」
安倍首相が再稼働の姿勢を改めないなら、"潰すぞ"と凄んで見せたわけだ。

これに即座に呼応したのが、神奈川県湯河原町で陶芸三昧の隠遁生活を続けていた元首相の細川護熙氏だ。「細川氏は、もともと環境派の重鎮。いまだ永田町での影響力は、捨てがたいものがあります」(細川元首相が興した旧・日本新党議員=現・野党幹部)
その細川元首相、〈(脱原発を)国民運動にしていかなければならない〉〈戦うべきところは、体を張らないといけないと思っています〉(『週刊朝日』2013年11月1日号)と、脱原発政策を完遂すべく、不退転の決意を表明。
「すでに、小泉元首相とは連絡を取り合っているようです。2人の共闘が表面化すれば、脱原発の一大旋風が吹くのも、そう遠い日のことではない」(前同)

この稀代の"バルカン政治家(時々の状況変化に応じ、敵味方を目まぐるしく変えていく政治家)"2人に、剛腕で鳴る小沢一郎・生活の党代表も急接近。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「あまり人を褒めたことのない小沢代表が、今回のマスコミを巻き込んだ小泉元首相のメディア戦略を"凄い、真似できない"と公然と評価し、エールを送っています」同氏が続ける。
「ただ、早急に小泉-細川に合流すると、小沢アレルギーを持っていた小泉氏が"小沢ノー"とか"アイツ(小沢氏)だけは嫌いだ"の声を再沸騰させる恐れもある。そのため、いまは裏方として密かに動いているといわれています」

ちなみに、細川政権樹立時の立役者は小沢氏で、両者は、そのときからの仲。
小泉元首相と細川元首相は、小泉氏が自民党総裁選出馬直前まで、細川氏らが主宰する『行政改革研究会』で議論を戦わせた間柄だ。
「世間では、いかに細川氏が接着剤になろうと、政敵同士の小泉氏と小沢氏が交わるはずはないと見られていました。しかし、小泉氏と細川氏の間に村上正邦・元労相が入り、さらに細川氏と小沢氏の仲を平野貞夫・元参院議員が取り持ち、三者を繋いだようなのです」(前出・政治部デスク)

この3老将、脱原発の旗印とは別に、裏の狙いも囁かれている。
「小泉氏は、息子・進次郎復興政務官が首相候補として浮上するだろう10年先を念頭に、いまから下地を作っておこうとの思惑がある。同時に、エネルギー政策以外で弱点のない安倍政権を脱原発で揺さぶり、あわよくば院政を敷こうとの狙いも見え隠れしています」(前同)

小泉氏は現在71歳。恩師・福田赳夫元首相(故人)が総理の座を射止めたのは72歳。まだまだやれると思っているのだろう。

11月23日公開のvol.2に続く・・・。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.