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大王製紙井川前会長告白「106億円を失ったカジノ地獄」 vol.2

[週刊大衆11月25日号]

だが、欲望の炎は、最後に井川氏自身の身、そのものを熔かしてしまう。

11年9月7日、当時、会長の職にあった井川氏を告発する社内メールに端を発し、巨額借り入れが公となる。
そのわずか9日後、井川氏は大王製紙会長を辞任。
自転車操業のような資金繰りを続ける中で、理性が働くことはなかったのだろうか。

「会長辞任時点で、47億5000万円分の借金については、自分の現金や株式による代物弁済で返済していました。同じようにして、のちに残りの借り入れ金すべてを返しましたが、辞任当時、60億円余りはまだ未返済の状態でした。"返そうと思えば、いつでも返せる"という甘い気持ちのまま、ズルズルと借り入れを続けてしまった。私は経営者としての本分を忘れてしまっていたのです。なぜ、と問われれば、ただギャンブルが好きだったから、としか答えられない。私は、パチンコにハマって破滅する主婦の気持ちがよくわかります。私とは金額が違う、とおっしゃる方もいるかもしれませんが、根本は同じです。可処分所得をはるかに上回るカネをパチンコに注ぎ込み、なかにはサラ金や闇金にまでカネを借りるようになると聞きます。支払いの限界を超えても、"なんとかギャンブルで勝ちたい"という気持ちが賭場へと足を向かわせてしまう……。カジノのテーブルに着いた瞬間、私の脳内には快感物質が溢れます。丸1日半、何も食べなくても空腹を覚えません。結局、ギャンブルがもたらす高揚感や刺激に、どっぷり浸かっていたのです。実は逮捕前、医師のもとを訪ねたところ、ギャンブル依存症と診断を下されました。自分で自分をコントロールできなかったのですから、やはり私は病気だったのでしょう」

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次週、女性芸能人らと広く交友関係があった井川前会長に、夜の街で見た有名人の意外な素顔を明かしてもらう。

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