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深海の魔王ダイオウイカ 天変地異の不吉メッセージ

[週刊大衆02月03日号]

人間の目では何も見ることのできない深海に生息しているため、10メートルを超す体長を有しながら目撃例が極端に少ないダイオウイカ。

海に船を沈める怪物・クラーケンのモデルとされ、世界中で恐れられてきた深海の帝王が、今年に入って日本で相次いで発見された。

「今月4日、富山県氷見漁港に体長3・5メートルののダイオウイカが水揚げされました。直後の8日には、新潟県佐渡市沖合で、体長4メートルのダイオウイカが生きたまま定置網にかかっていたんです」(科学ライター)

その泳ぐ姿を史上初めて動画で撮影することに成功したのは、昨年1月のこと。

国立科学博物館の窪寺恒巳教授やNHKが10年の歳月をかけた結果だった。

そんなダイオウイカが、こうも簡単に我々の前に現れるとは、いったい……。

「実は、大災害の前兆じゃないかと囁かれているんです。阪神・淡路大震災直前には付近でイカが過去最大の大漁だったり、東日本大震災直前には茨城県鹿嶋市に52頭のクジラが打ち上げられたりと、大地震の直前には多くの異常現象が報告されているんです」(前同)

東海大学海洋研究所教授で地震予知研究センター長の長尾年恭教授も、「リュウグウノツカイの出現、イワシやアジなどの大漁など、過去の大地震の前にも海に生息する生物の異常が報告されています」と話す。

人間にはわからない水質変化や振動、地鳴りを生物が感じ取ることで、こうした現象が発生するそうで、「ダイオウイカのような水深200~1000メートルに生息する深海の生物は、海底のわずかな変化に反応、影響を受けていることは十分に考えられます」(前同)

気になる大震災との因果関係は「明らかになっていません」と長尾教授は語るが、「動物異常行動を地震予知の現場に積極的に取り入れ、科学的に検証していく姿勢が重要」と言う。

これは偶然か、はたまた深海からの警告なのか……。

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