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【競馬データ予想】 軸にするならトゥザワールド

データ予想 須田鷹雄
軸にするならトゥザワールド
対抗は一か八かの皐月大敗馬



昨年のダービーは京都新聞杯から来たキズナが1着、青葉賞2着のアポロソニックが3着と皐月賞不出走組が2頭、馬券に絡んだ。しかし、これは例外的な年で、ダービーはやはり皐月賞組が主力を構成することの多いレースである。

ただ、毎年二冠馬が誕生するわけではないから、ただ皐月賞馬を本命にすればよいというわけではない。皐月賞→ダービーと直行した馬だけを対象にして、皐月賞の着順別にダービーでの成績を取ると、1着馬(つまり皐月賞馬)が「6228」で複勝率55・6%。
2着馬は「122 13」で、やや成績が振るわないが、3着馬が「4117」と健闘し、回収率が単複ともプラスとなっている。

4着以下は勝率・複勝率がぐっと落ちて、2ケタ着順となるとさらに落ちる。このゾーンは、よほど理由のある馬でないと買えない。

単純にゲンのいい皐月賞3着馬ということになると★ウインフルブルームということになるが、人気薄の逃げで粘った馬に再現を期待して本命を打つのは、ちょっと怖い。ここは前述のデータを「皐月賞馬も惜敗組も差はない」という形に解釈し、◎トゥザワールドから入ってみたい。

皐月賞馬△イスラボニータには血統的な背景に加え、もともと牧場や厩舎で1800~2000メートル向きと評価されてきた経緯がある。2400メートルだからといっていきなり大きく崩れることはないと思うが、惜しい4~5着あたりになっても不思議はない。

それに比べると、トゥザワールドのほうが血統的に距離への対応力はありそう。位置取りも安定していて展開にも左右されなさそうだ。

ここまでレコードの出るような馬場も中山のタフな馬場もこなしてきているが、これはイスラボニータと同様、能力の表れ。軸としてはかなり頼りになると思う。

○は対照的に一か八かの馬、しかもデータ的には前述したように本来は強く推せない皐月賞大敗組だが、トーセンスターダムを買ってみたい。

今春の中山はディープインパクト産駒の切れ味が鈍る馬場だった。そうでなくても皐月賞は瞬発力タイプより持続力タイプの強いレースなので、皐月賞で負けること自体は問題ない。さすがに負けすぎという感がないわけではないが、前走と今回の条件替わりで上積みが一番ありそうなのは、この馬だ。



■須田鷹雄 プロフィール 
1970年東京都生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。大学在学中に競馬ライターデビュー。競馬以外のギャンブルも含めた「旅打ち」をライフワークとし、国内の全公営競技場を踏破した経験を持つ。

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